GJ > 競馬ニュース > エアスピネルの札幌記念  > 3ページ目
NEW

エアスピネルの札幌記念挑戦に「武豊降板」の気配……国内専念の王者キタサンブラックとの”ブッキング回避”へ「脱・武豊」の可能性

【この記事のキーワード】, ,

「札幌記念は芝の2000m。つまり陣営は、あれだけ拘っていたマイル路線に一端見切りをつけたことになります。かつて、武豊騎手が本馬と同じラッキーフィールドのエアグルーヴでこのレースから天皇賞・秋を制したように、札幌記念は基本的に同距離の天皇賞・秋の前哨戦です。もしエアスピネルがここで結果を出すようなら、この秋は中距離路線を歩む可能性もあります

そうなってくると、すでにこの秋は国内専念が発表されているキタサンブラックとのブッキングが起こる可能性は避けられません。一部のファンが武豊騎手の降板を望んでいるのは、もしそうなれば武豊騎手がキタサンブラックを選ぶからでしょうね。ならば前哨戦の内から新しい騎手を……というわけです」(同)

 仮にもしそうならエアスピネルとその陣営は、またもキタサンブラックに”振り回された”ことになるのかもしれない。

 というのも、安田記念で敗れたエアスピネルが札幌記念からの始動を発表した当初、キタサンブラックはフランスの凱旋門賞に向かうことが既定路線といわれていた。ところが先月の宝塚記念でまさかの大敗。北島三郎オーナーの意向で凱旋門賞挑戦は白紙になり、この秋も国内専念となった経緯がある。

 具体的なローテーションこそ未定となっているが、宝塚記念後に北島オーナーが「いい状態だったら、天皇賞・秋に行こうかな」と発言したこともあって、キタサンブラックが天皇賞・秋に出走する可能性は高い。そうなると武豊騎手が天皇賞・秋でキタサンブラックに乗る可能性もほぼ必然といえるだろう。

 無論、武豊騎手の体が一つしかない以上「エアスピネルがキタサンブラックよりも実績で劣るから仕方がない」といわれればそれまでだが、エアスピネルを応援するファンからすれば「なら他の有力な騎手でも……」と考えるのは仕方ないということだ。

エアスピネルの札幌記念挑戦に「武豊降板」の気配……国内専念の王者キタサンブラックとの”ブッキング回避”へ「脱・武豊」の可能性のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  9. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは