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キタサンブラックの凱旋門賞回避は大正解!? 英国の歴史的「天才少女」が英愛オークスに続きキングジョージ6世&QES(G1)も4馬身差圧勝!

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 最後はこの馬の強さに興奮を抑えられないデットーリ騎手が、何度もガッツポーズをしながらゴール。数十メートルほぼ追っていない状況が続いたが、それでも後続には4馬身以上の決定的な差がついていた。

 なお、このレースには昨年のキングジョージ6世&QESの勝ち馬で、凱旋門賞(G1)で2着したハイランドリールも出走。欧州の古馬一線級が顔を揃えた一戦を圧勝したことで、エネイブルは3歳牝馬ながら凱旋門賞のブックメーカーで圧倒的1番人気に支持され、事実上の欧州最強馬となっている。

 キングジョージ6世&QES史上4頭目の3歳牝馬での勝利。21世紀になってから牝馬で当レースを勝った馬はデインドリームとタグルーダの2頭だけだが、前者は凱旋門賞を勝ち、後者も3着に好走している。

 この事実からも、今年の凱旋門賞でサトノダイヤモンドら日本馬にとって最も大きな壁となるのは、まず間違いなくエネイブルであるといえるだろう。

 欧州では、すでに「10年に1頭の天才少女」と先述したタグルーダ以上の評価を受けており、キングジョージ6世&QESの結果を報道した日本のメディアにも、すでにどこか諦めムードが漂い始めている。エネイブルが凱旋門賞で有利な斤量で戦える3歳牝馬ということもあって、ネット上では宝塚記念(G1)の惨敗で凱旋門賞出走を取りやめたキタサンブラックの決断が「正しかったのでは」という声も上がっているほどだ。

 しかし、ここまで圧倒的な強さを見せているエネイブルだが、凱旋門賞制覇に向けては決して安泰ではないという見方もあるようだ。

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