GJ > 競馬ニュース > 歴史的「天才少女」  > 3ページ目
NEW

キタサンブラックの凱旋門賞回避は大正解!? 英国の歴史的「天才少女」が英愛オークスに続きキングジョージ6世&QES(G1)も4馬身差圧勝!

【この記事のキーワード】, ,

 21世紀になってから、凱旋門賞を3歳牝馬で制したのは2008年のザルカヴァと2011年のデインドリーム、そして2013、14年に連覇したトレヴの3頭。その内、ザルカヴァとトレヴは本番と同じロンシャン競馬場の仏オークスを勝利している。デインドリームはドイツ馬だったが、この2頭には地元のアドバンテージがあったということだ。

 その点、エネイブルは英国産馬。さらに英オークスを制した牝馬は凱旋門賞で苦戦が続いており、先述したタグルーダが英オークスとキングジョージ6世&QESを連勝しながらも3着に敗れ、エネイブルと同じく英オークスと愛オークスを勝ったスノーフェアリーも3着に敗れている。

 また、今回のキングジョージ6世&QESで圧倒的な強さを見せつけたエネイブルだが、実は当初は参戦するプランではなかった。

 しかし、レースがエネイブルが得意なぐずついた天気で行われる可能性が高い(実際にレースは雨の中で行われた)ということで、当週になって急遽出走を表明した背景がある。

 それは裏を返せば、エネイブルが時計の掛かる馬場が得意であるということだ。実際に今年のキングジョージ6世&QESは昨年に比べて約7秒も遅く、過去20年でも最低のタイムだった。当然、馬が弱いというわけではなく、それだけ時計の掛かる馬場コンディションだったということだ。

キタサンブラックの凱旋門賞回避は大正解!? 英国の歴史的「天才少女」が英愛オークスに続きキングジョージ6世&QES(G1)も4馬身差圧勝!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
  6. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  7. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント