GJ > 競馬ニュース > 歴史的「天才少女」  > 4ページ目
NEW

キタサンブラックの凱旋門賞回避は大正解!? 英国の歴史的「天才少女」が英愛オークスに続きキングジョージ6世&QES(G1)も4馬身差圧勝!

【この記事のキーワード】, ,

 それがロンシャンで行われる例年通りの凱旋門賞ならば、特筆すべきことではない。しかし、ロンシャン競馬場の工事の影響で、今年の凱旋門賞の舞台は昨年と同じシャンティイ競馬場で行われる。シャンティイはロンシャンよりも時計が出やすく、昨年の凱旋門賞は前年よりも約4秒速いレコードタイムで決着している。

 この事実から、時計の掛かる馬場が得意とするエネイブルにとって、時計の速いシャンティイ競馬場は大きな”死角”になる可能性がある。陣営が馬場へのこだわりを示している以上、秋のシャンティイであまり速い時計が連発すると、場合によっては凱旋門賞を回避する可能性までありそうだ。

 最後に余談だが、お互いの引退レースとなった2012年の英チャンピオンS(G1)で激突するなど、当時の欧州の覇権を争ったのがナサニエルとフランケルだった。同世代のフランケルが初年度産駒から日本のオークス馬ソウルスターリングを輩出した一方で、ナサニエルが初年度産駒として輩出したのが英オークス馬のエネイブルだ。

 果たして、各国のオークスを分け合ったこの2頭が世界のどこかで対戦する日は来るのだろうか。イチ競馬ファンとして、いつの日か見てみたいものである。

キタサンブラックの凱旋門賞回避は大正解!? 英国の歴史的「天才少女」が英愛オークスに続きキングジョージ6世&QES(G1)も4馬身差圧勝!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは