GJ > 競馬ニュース > 武豊サマーチャンピオン  > 2ページ目
NEW

武豊が「盟友」の仔でサマーチャンピオン(G3)制覇! “エアスピネル・ロス”を払拭する勝利に「やっぱり、あなたはスーパースター!」

【この記事のキーワード】, ,

「昨年3月はJRAでわずか2勝と苦しみましたが、その一方で交流重賞はエンプレス杯(G2)、ダイオライト記念(G2)、名古屋大賞典(G3)と騎乗機会3連勝。本人も『いい感じ』と語っていたように、スランプの中で大きな支えになっていたと思います。

 また、世界No.1ホースとして挑んだエイシンヒカリのプリンスオブウェールズ(G1)で、まさかの大敗を喫した際も、本人は相当へこんでいたものの、数日後の帝王賞(G1)に勝利して調子を取り戻しています。今回のサマーチャンピオンもそうですし、このところの武豊騎手は苦しい時に交流重賞を勝って、弾みをつけている感はありますね」(競馬記者)

 また、ラインシュナイダーの父ヴァーミリアンは、武豊騎手が主戦として当時の最多勝記録だったG1・9勝を上げたダート界の”盟友”。9勝の内、8勝が交流G1だったように、全国各地の地方競馬場で勝ちまくったコンビだった。

 ラインシュナイダーはヴァーミリアン産駒として初の交流重賞馬。エアスピネルも含め、長年数々の名馬に跨ってきた武豊騎手だからこそ味わうことのできる血のドラマでもある。

 今のヴァーミリアンは種牡馬として決して順風満帆とは言えない立場だが、こうして現役時だけでなく、引退してからも、かつての相棒を助けることができるのは「騎手冥利に尽きる」というところだろう。

 札幌記念が行われる20日は、小倉の北九州記念(G3)に3連勝中のダイアナヘイローで参戦する武豊騎手。まずは得意の交流重賞で”景気付け”はできた。”エアスピネル・ロス”を吹き飛ばすような勝利を期待したい。

武豊が「盟友」の仔でサマーチャンピオン(G3)制覇! “エアスピネル・ロス”を払拭する勝利に「やっぱり、あなたはスーパースター!」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? C.ルメールも認めた実力馬がジャスティンミラノ打倒に虎視眈々
  2. ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
  3. 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
  4. 【オークス(G1)展望】桜花賞馬ステレンボッシュの二冠阻止は「不完全燃焼」武豊か、「計画通り」川田将雅か。混戦の牝馬クラシック第2章が開幕!
  5. 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
  6. T.オシェア「存在感なし」のまま馬質急降下…。レガレイラ、シックスペンスらの代打浮上もG1騎乗予定なし。UAEのレジェンドが大きく躓いた「あの一鞍」とは
  7. 開業2ヶ月の福永祐一厩舎に早くも絶賛の嵐! 大スランプのダノンスコーピオンが復活した“マジック”の裏側
  8. 関東名門がアーモンドアイ初仔と目指す「最後」の日本ダービー! 今夏C.ルメールとデビュー予定、3年前の「超大物」が逃した舞台へ
  9. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
  10. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?