GJ > 競馬ニュース > “雑草”は「競馬の常識」を覆せるか  > 3ページ目
NEW

オウケンムーンが6馬身差レコードでクラシックに名乗り! オウケンブルースリ×エリシオという時代に逆行した”雑草”は「競馬の常識」を覆せるか

 しかし、今はディープインパクトを筆頭としたサンデー系全盛の時代。競馬界に「成功の法則」として散りばめられたサンデーの血をまったく持たない上に、まさに「コテコテ」と表現せざるを得ないステイヤー血統である本馬が成功する可能性は常識的に低いのかもしれない。

 今は菊花賞馬でさえ、サクラバクシンオーの血を持っている時代なのだ。今回の勝ち方は来年のクラシックを強く意識させられるだけの圧勝劇だったが、あくまで2歳の未勝利戦。今後、相手が強くなるにつれ、思うような競馬をすることが難しくなっていくことは必然だ。

 ただ、そう冷静に捉えているファンには、あえて”本家”ブルース・リーの名言を贈りたい。

 オウケンムーンの馬名の由来は「冠名+母名の一部」ということになっているが、ブルース・リー・ファンにとって「月」とくれば、代表作の映画『燃えよドラゴン』の名フレーズ「Don’t Think, Feel!(考えるな、感じろ!)」が思い出される。

 そのセリフには続きがあり、ブルース・リーは「It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory!(月を指差すのと似たようなものだ。指先ばかりを見ていては、その先にある月(栄光)を掴めないぞ!)」という言葉を残している。

 確かに、常識的に考えればオウケンブルースリ産駒で、母父エリシオのオウケンムーンが来年のクラシックで大活躍している可能性は低いのかもしれない。

 しかし、血統は地味ながら、本馬が天下のノーザンファームで生産され、牝馬三冠馬のアパパネなど、数多くの名馬を手掛ける国枝栄厩舎に所属している点を忘れてはならない。

 だからこそブルース・リーの「考えるな、感じろ!」という言葉通り、まずは目先の常識や理論に捕らわれず、あの強烈なインパクトを残したレースを見て感じたままの期待を抱きたい。

オウケンムーンが6馬身差レコードでクラシックに名乗り! オウケンブルースリ×エリシオという時代に逆行した”雑草”は「競馬の常識」を覆せるかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 世紀の大失敗? 新潟直線1000mコースが競馬記者にも競馬関係者にも不評の理由。
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 元JRA藤沢和雄氏「悲願」の陰にあったある牝馬の物語……超異例「5歳夏」デビュー馬がたどり着いたG1舞台と引退直後の秘話
  10. 「史上初5連勝」JRA秋のG1レース1番人気連勝記録が継続中! 記録達成はグランアレグリアに託された!