GJ > 競馬ニュース > レイデオロは本当に強いのか  > 3ページ目
NEW

神戸新聞杯(G2)レイデオロは本当に強いのか。歴史的超スローを神騎乗で勝った”謎”のダービー馬が「100%馬券」の最強データ破る?


 また勝ち時計2:26.9は、ソウルスターリングが勝ったオークスの2:24.1よりも2.8秒も遅い。したがって、今年の日本ダービーが本当に力通りのレースだったのかは甚だ疑問といった状況だ。

 また、そんなレースを勝ち切ったレイデオロは、さらに濃厚なベールに包まれている。というのも、超スローを見切ったルメール騎手が向正面で本馬を後方から2番手まで押し上げるという大胆な騎乗があったからだ。

 レース後、2着に敗れたスワーヴリチャードの四位洋文騎手や、6着のダンビュライトの武豊騎手が揃って「向正面で動きたかったが、内々に閉じ込められて動けなかった」と漏らしたように、あの時のルメール騎手の神騎乗が勝負の分かれ目となった可能性は極めて高いといえるだろう。

 この時のルメール騎手はヴィクトリアマイル、オークスとG1を連勝中。まさに絶好調といえる状況にあった。そういったことも重なってレイデオロのダービーは、未だ「馬ではなく、騎手が勝たせたレース」と言われている。

 そして、それは逆にレイデオロの「本当の実力」はまだ見えていないということになる。つまり、ここで歴代のダービー馬が守ってきた”最強データ”が覆されても、別段驚けないということだ。

 果たして、今年の日本ダービー馬は本当に世代の頂点に立つに相応しい存在なのか。レイデオロにとって結果を出す必要性は薄い神戸新聞杯とはいえ、多くの競馬ファンから真価が問われる一戦になりそうだ。

神戸新聞杯(G2)レイデオロは本当に強いのか。歴史的超スローを神騎乗で勝った”謎”のダービー馬が「100%馬券」の最強データ破る?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分