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2016.05.23 16:31

岩田康誠騎手の「猛時計調教」は「切り」のサイン!? オークス惨敗、アドマイヤリードの追い切りはデジャヴ!?
編集部

22日に開催された牝馬頂上決戦・オークスは、池添謙一騎手騎乗のシンハライトが悲願のG1制覇を達成した。桜花賞では僅差の2着だっただけに、どうしても欲しかったタイトルだったろう。
実は、今回のオークスにおいて、ファンからある意味注目を集めていた馬が一頭存在した。桜花賞5着のアドマイヤリードである。
このアドマイヤリード、レース直前の調教(追い切り)で「7F94.6 – 6F78.2 – 5F63.0 – 4F49.9 – 3F36.9 – 1F12.3」という一目瞭然な猛時計を記録していた。ネット上では「これはオークスくるな」という声もあれば「やりすぎだろ」「レース前にバテる」などネガティブな意見もあった。
9番人気でオークスに出走した結果は、桜花賞から-8kgの404kgの出走で15着と、マイナス意見が的中した格好である。さすがに馬体重が減少しすぎたが、やはり調教時点でバテてしまったのか……。
で、この直前調教をつけていたのが、岩田康誠騎手である。管理する須貝調教師も「最高。意図的に馬の間を割る形で2続けてやった。心肺機能や血統的には距離は問題ないはずだから」と調教に満足したようなので特に問題はないようだったが、結果は出なかった。
岩田騎手が直前調教で手綱を取り、猛時計を出して本番惨敗といえば、今年の大阪杯でのヌーヴォレコルトが記憶に新しい。あの時も「6F78.3-62.7-48.7-35.5-11.8秒」の超抜時計を記録し、大きな期待と心配をファンに与えた。レースの結果も含め、アドマイヤリードの状況と似通っている。
オークスでの惨敗に「岩田またか」と思ったファンも多いに違いない。このままでは「岩田騎手騎乗の直前調教で好時計は切り」という予想までできてしまいそうである。
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