GJ > 競馬ニュース > 戸崎リーディング陥落  > 2ページ目
NEW

JRA戸崎圭太騎手「2017年初」の京都遠征で玉砕……「名」と「実」との狭間で苦悩したままリーディング陥落


「うーん、どうなんでしょうね……というのも、今週末からV.シュミノー騎手やA.シュタルケ騎手が参戦するように、ここからは短期免許の外国人騎手が何名か来日する予定です。中でも、ド本命のR.ムーア騎手も来月には参戦するというウワサまであります。

有力な外国人騎手の影響を受けるのは、ルメール騎手やデムーロ騎手も同じですが『リーディングの勝敗を握る』と言っても過言じゃない社台グループ内では、すでにエージェントを通じて、明確な格付けのようなものが行われていますから。デムルメに比べて優先度の落ちる戸崎騎手が、より厳しい立場に立たされる可能性は高いのではないでしょうか」(同)

なるほど……そうなってくると、今回の京都遠征はますます「やってしまった感」が浮き彫りになる結果だったと述べざるを得ない。それにしても戸崎騎手は何故、リーディングを迫られたこの時期に激戦区の関西遠征を敢行したのだろうか。当日の騎乗馬に1番人気馬はなく、これといった馬もいなかったはずなのだが……。

強いて述べれば、新馬戦で騎乗したロイヤルバローズが、結果的に菊花賞を勝つことになるキセキの近親という素質馬だが、良くも悪くもお手馬を持たない主義の戸崎騎手が、関西馬の新馬を目当てにするとは考えにくい。

今回の遠征はまるで、G1などのビッグレースを勝てないでいる「名声」とリーディングを守らなければならない「実情」との狭間で苦悩した、戸崎騎手の”迷走”のようにも見える。

3年連続リーディングを守り続けている男は瀬戸際に追い込まれた今後、どのような決断を下すのだろうか。

JRA戸崎圭太騎手「2017年初」の京都遠征で玉砕……「名」と「実」との狭間で苦悩したままリーディング陥落のページです。GJは、競馬、の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ