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~武豊・蛯名正義の30年~ 節目の年に互いの「悲願」は成就するのか……彼らが描く「今」と「未来」、そして日本ダービーへ

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「エビちゃんが勝ってればいいな」

 同期の友人であり、最大のライバルでもある2人。共に称え合い、切磋琢磨を繰り返したトップ騎手にしかない「絆」を感じさせる話である。

 武騎手は今年、皐月賞4着のエアスピネルでダービーに臨む。世代屈指の素質馬であるものの、ハイレベルな同期たちに苦杯を舐めさせられての”本番”。しかし、武騎手は一歩も引くつもりはない。「逆転のチャンスはある」と、6度目の勝利に臨戦態勢は整った印象だ。

 悲願の日本ダービー制覇へ、乾坤一擲の騎乗を心に誓う蛯名騎手、30年の経験を活かして海外制圧を狙い、ダービーでは逆転を狙う武騎手……。

 2人にとって、奇しくもこの「30年目」は極めて重要な年となった。2人が生きる「今」はどのような結果を生み、どのような「未来」を形作るのか。まずは、29日の日本ダービーでその一端が明らかになるだろう。一ファンとして、彼らが描いていくストーリーを見つめていきたい。
(文=編集部)

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