真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.06 07:54
武豊とスマートレイアー最後の挑戦! 悲願のエリザベス女王杯制覇へ”芦毛の名牝”に立ち塞がる「世界のムーア」と「数奇な運命」
編集部
続くエリザベス女王杯では、単勝3.1倍の2番人気。だが、待っていたのは4馬身差で完敗の2着だった。”本来なら”悲願のG1タイトルを掴んでいても、何もおかしくはなかった。何故ならその時のメイショウベルーガは、同年の3冠牝馬アパパネに1馬身以上の差をつける「日本馬最先着」を果たしていたからだ。
しかし、その遥か前を走り、日本競馬に世界の力を存分に見せつけたのが、英国のオークス馬スノーフェアリー、そしてR.ムーア騎手だった。
あの2010年から7年後。メイショウベルーガの夢が砕け散ったターフに、今度はスマートレイアーが夢を掴みに行く。今年はスノーフェアリーのような”例外”こそ存在しないが、奇しくも世界を知るムーア騎手のルージュバックが立ち塞がっているのは、何かの運命か。ムーア騎手がエリザベス女王杯に騎乗するのは、スノーフェアリーでの連覇以来になる。
「充実の秋。実りの秋。収穫の秋。今年の秋を武豊一色にする」
その言葉通り、先月末の天皇賞・秋(G1)でのキタサンブラックの勝利により”色”が変わり始めた競馬界。「武豊一色」の秋へ、今週は日本を代表する天才騎手とともに宿願の名牝が晩秋を舞う。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? C.ルメールも認めた実力馬がジャスティンミラノ打倒に虎視眈々
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- 【オークス(G1)展望】桜花賞馬ステレンボッシュの二冠阻止は「不完全燃焼」武豊か、「計画通り」川田将雅か。混戦の牝馬クラシック第2章が開幕!
- 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
- T.オシェア「存在感なし」のまま馬質急降下…。レガレイラ、シックスペンスらの代打浮上もG1騎乗予定なし。UAEのレジェンドが大きく躓いた「あの一鞍」とは
- 開業2ヶ月の福永祐一厩舎に早くも絶賛の嵐! 大スランプのダノンスコーピオンが復活した“マジック”の裏側
- 関東名門がアーモンドアイ初仔と目指す「最後」の日本ダービー! 今夏C.ルメールとデビュー予定、3年前の「超大物」が逃した舞台へ
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?