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キセキがキタサンブラックから「逃亡」!? 香港参戦可能性も「あの菊花賞馬」の故障引退が心配

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 年末のグランプリに出て、最強の古馬と「最初で最後の対戦」をしてほしいという意見も当然か。招待がくるのであれば、香港を選択するメリットが多いにも理解はできるが……。

 ただ、そもそも「休養に入るべき」という意見も少なくない。

「菊花賞は稀に見る不良馬場でタイムも3:18.9とグレード制導入以降史上最低、それも初の3000m。レースは圧勝でしたが、その分肉体に負担がかかっていると心配の声もあるんです。獣医師が『ダメージはない』と診断した、という情報は確かにあります。ただ過去にも菊花賞を当時のレコードで勝利したソングオブウインドが、その後香港ヴァーズ4着後に故障、引退となりました。今回は『逆レコード』を果たしたキセキが香港の挑戦。不安視する声もありますよ」(同)

 デムーロ騎手が「凱旋門賞」を意識するほどの素質を秘める同馬。今後を考えると慎重な判断も必要なのかもしれない。

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