真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.09 08:21

武豊→福永祐一「乗り替わり成績」を徹底検証! エリザベス女王杯(G1)リスグラシュー「勝率2.3%」の”最悪データ”に絶句……
編集部

12日のエリザベス女王杯(G1)に出走するリスグラシュー(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎)と新コンビを組む福永祐一騎手には、それぞれに「見返したい相手」がいる。
ここまで桜花賞(G1)と秋華賞(G1)で2着するなど、世代トップクラスの能力を示してきたリスグラシューだが、今回は主戦の武豊騎手がスマートレイアーを選択。今年で7歳、ラストシーズンに差し掛かった大先輩に「何とかG1を」という人情溢れる選択ではあるが、リスグラシューからすれば”恋人に捨てられた”ことに変わりはない。
ここはしっかりと大先輩を打ち負かし、武豊騎手に自らの優秀さを見せつけたいところだろう。
一方の福永祐一騎手も、今回のエリザベス女王杯で見返したい相手がいる。かつて自らが主戦を務め、昨年の秋華賞を勝ったヴィブロスのオーナー佐々木主浩氏だ。今年の宝塚記念(G1)での騎乗を巡って関係が悪化。ここでライバルとなったヴィブロスだけでなく、主戦を務めていたシュヴァルグランも降板となり、この秋を迎えている。
つまり、この新コンビはそれぞれ見返したい相手は異なるものの、エリザベス女王杯で「自らの有能性を証明したい」という共通の目的を持っているというわけだ。
しかし、そのためにはエリザベス女王杯を「勝利」することが大前提となる。何故なら、このコンビの場合、2着では逆に評価を落とす可能性すらあるからだ。
リスグラシューはここまで[2.4.2.1]と抜群の安定感を誇るものの、昨年のアルテミスS(G3)以来勝利がない。さらに福永騎手もファンから「大一番で勝ち切れない騎手」というイメージを持たれ、実際に今年の重賞成績は[2.7.1.31]と、やはり勝ち切れていないからだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし