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キタサンブラックは「本当に落鉄していた」のか? 決定的な「証拠写真」と共に3つのメディアが示した見解と真相

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 ちなみに見栄晴は『競馬予想TV』(フジテレビ)で、長年司会を務めるほどの競馬通としてしられている。西内氏は「エクイロックス」といわれる接着装蹄を日本に導入したパイオニアであり、三冠馬ディープインパクトやジェンティルドンナの装蹄を担当した装鉄師の権威だ。今回のジャパンには、担当馬のサウンズオブアースが出走していた。

 番組では公式Twitterにアップした写真を紹介し、キタサンブラックがゴール直後に落鉄していなかったことを改めて強調。「新聞に書いているようなレース中の落鉄はなかった」と断言している。その一方で、地下馬道へ引き上げる際のキタサンブラックの写真も公開し、その時には「すでに蹄鉄が外れている」と解説している。

 つまり、落鉄したことは確かな事実だが、それはレース後から地下馬道に戻るまでの間に起こったということだ。

 その上で西内氏は「絶対ではない」と前置きし、ゴール直後のキタサンブラックの左前脚の写真を見ながら「蹄鉄が浮いているように見える」と指摘。さらにその隙間に芝が噛んでいる可能性があると話した。

 ただし、それは蹄鉄が外れ掛かっているというよりは、何らかの衝撃によって「蹄鉄の一部(左内側部分)が曲がって隙間が出来たのでは」という見解を示している。つまり、レース後の武豊騎手の「違和感があった」というのは、落鉄そのものではなく「レース中に蹄鉄に”異常”が起こっていたことに気付いたのでは」ということだった。

 詳細は番組を見て確かめて頂きたいが、西内氏曰く蹄鉄の一部が何らかの衝撃で曲がってしまった場合には、単純に落鉄するよりも走りにくいそうだ。

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