
戸崎圭太「200勝最低限」宣言も空回り必至!? 中山金杯セダブリランテスで勝利も……

昨年、惜しくも2位に終わり4年連続リーディングを絶たれた戸崎圭太騎手。今年は騎手トップの座に返り咲くために、早くから燃えているようだ。
6日、戸崎騎手は中山金杯(G3)をセダブリランテスで勝利。重賞2勝目を果たした。
昨年、ラジオNIKKEI賞(G3)を勝利したセダブリランテスにはさらなる飛躍が期待されていたものの、予定されていたセントライト記念(G2)、菊花賞(G1)を右前脚のザ石のため無念の回避。クラシックには間に合わなかった。だが、古馬と初対決した前走のアルゼンチン共和国杯(G2)では3着とその実力を垣間見せている。同年代の有力馬たちが作った流れに乗り遅れたため、今年にかける思いは一際大きいだろう。
そしてそれはリーディング奪還に燃える鞍上の戸崎騎手も同じだ。「スポーツ報知」の取材に対し、「18年は200勝が基準になるかもしれない」とこれまで以上のハイレベルな争いが繰り広げられると見ており、重賞やG1なども勝ちたいとしつつも「今年は特にリーディングを強く意識してやっていきたい」と目標を明かしたという。
「戸崎騎手は昨年、199勝をあげたC.ルメール騎手に20勝以上の差をつけられて3年ぶりにその座を奪われました。昨年も関西圏のビッグレースへは見向きもせず、ひたすら”裏開催”で勝ち星を稼ぐ戦略を繰り広げていましたが、今年はさらに籠城を徹底するかもしれません。
重賞の勝利も目指すとは言ってはいるものの、『G1だから勝ちたい?いや、1つのレースとして一緒ですよね』と重賞を特別視する気はないと話していましたので、リーディングを死守したならまだしも、奪取されたにもかかわらずその心持ちが突如変わったとは思えません。今年は例年以上に平場の勝利を優先させるのでは?」(記者)
今年はリーディング奪還に向けていつも以上になりふり構わずガムシャラに動くことさえも考えられる戸崎騎手。だが、今年は今までとは勝手が違うと話す関係者もいる。
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