
「初代マイル女王」ノースフライト死す。サクラバクシンオーとの激闘は色あせず
訃報
— ジャパンスタッドブックインターナショナル (@JAIRS_JP) 2018年1月22日
ノースフライトの死亡についてhttps://t.co/OQcTRpXqZ4
94年に安田記念、マイルチャンピオンシップと二つのGI競走を制覇し、同年のJRA賞最優秀5歳以上牝馬に選出されたノースフライトが1月22日の朝に死亡したとの連絡がありました
大北牧場の齋藤 敏雄氏からのコメントはHPでご覧ください pic.twitter.com/Wbn7FIkvTJ
安田記念(G1)、マイルチャンピオンシップ(G1)を優勝し、1994年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬に輝いたノースフライトが心不全のため死んだと、ジャパンスタッドブックインターナショナルのTwitterが伝えた。28歳だった。
ノースフライトは3歳5カ月で初出走と、ライバルたちからは出遅れてしまう。だが、すぐさま勝利を重ねてデビューから5カ月後には府中牝馬S(G3)を優勝。さらにその翌月にはエリザベス女王杯(G1)に出走して、ホクトベガに次いで2着と好成績を収めた。
その後、阪神牝馬特別(G3/現・阪神牝馬ステークス)、京都牝馬特別(G3/現・京都牝馬ステークス)、読売マイラーズC(G2)と年をまたいで3連勝。勢いそのまま安田記念(G1)へ向かうこととなった。
前年から国際競走となった安田記念にはジャック・ル・マロワ賞などの優勝馬サイエダティ、後に武豊騎手が日本人騎手による海外G1競走初優勝を達成するスキーパラダイス、そしてこのレース以降も激闘を繰り広げることになる短距離王サクラバクシンオーらが顔を揃えた。
レースは最後の直線入り口でサクラバクシンオーが後続に2馬身差をつけて先頭に立つも、外からノースフライトが猛追。残り200mを切った時点で、サクラバクシンオーを交わしてトップへ躍り出ると、そのまま追いすがるライバルを突き放して、ゴール板を駆け抜けた。
マイル女王となったノースフライトは夏の放牧を挟み、マイルチャンピオンシップの前哨戦となるスワンステークス(G2)へ。このレースでは先を行くサクラバクシンオーを捉えきれず、1馬身1/4差の2着と後塵を拝してしまう。
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