真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.02.18 15:11
【中山記念(G2)展望】エアスピネル回避で新「マイル王」ペルシアンナイト1強!? 「女王2騎」など豪華メンバーで春競馬が開幕!
編集部
※画像:アエロリット『競馬つらつら』より前走のエリザベス女王杯(G1)では、最後の直線で伸び切れずに5着。2200mはやや長かったのかもしれない。3歳秋には2000mの秋華賞(G1)を勝利しているが、本馬が世界的な評価を受けたのは昨年のドバイターフ(G1)だった。
初の海外挑戦のハンデを跳ね返したレースぶりも然ることながら、破った相手がその後に世界各国でG1制覇。ヴィブロス自身はその後半年ほど休養に充てていたが、ライバルたちの活躍によって評価は上がり続けた。今春もここを使って、ドバイターフで連覇に挑む予定だ。
ただ、気になるのは昨年も中山記念に挑んだものの、結果は5着。前走時+10kgと仕上がり途上は明らかだった。今年も同じように内田博幸騎手を手配してステップレースに挑むようだが、果たして”本気度”はどの程度か……。
開幕週で前が止まらないなら、昨年のNHKマイルC(G1)の覇者アエロリット(牝4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)は驚異の存在となりそうだ。
昨年は桜花賞(G1)まで勝ち切れない競馬が続いたが、NHKマイルで牡馬を蹴散らして戴冠。史上5頭目の牝馬による3歳マイル王の座についた。ただ、この馬の評価が大きく上がったのはG1勝利ではなく、夏のクイーンS(G3)だ。
好スタートから楽にハナを切ると、そのまま後続を全く寄せ付けずに勝利。歴戦の古馬を相手に楽勝したレースぶりが評価され、続く秋華賞(G1)では1番人気に支持された。ただ、本番では重い馬場に脚をとられて7着に惨敗。今回は巻き返しの一戦となるが、開幕週の綺麗な馬場は、この馬と主戦の横山典弘騎手に味方しそうだ。
これら3頭と実績面では劣るが、中山だけに怖い存在なのが中山金杯(G3)で2着したウインブライト(牡4歳、美浦・畠山吉宏厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは















