GJ > 競馬ニュース > 岩田「トンネル」抜ける  > 3ページ目
NEW

JRA岩田康誠「トンネル」抜けるレインボーライン大復活……3年ぶりG1制覇達成までの「不運」と「長過ぎる道のり」

【この記事のキーワード】, ,

JRA岩田康誠「トンネル」抜けるレインボーライン大復活......3年ぶりG1制覇達成までの「不運」と「長過ぎる道のり」の画像2

 そして、天皇賞・春。それでも評価が上がらない岩田騎手は、週中の共同会見で相棒の馬体の良さをアピールした。「去年の有馬記念の頃と比べたら、比較できないくらい馬体がグッと大きくなっている。去年とは別馬です」と表情はいつものように穏やかだが、自信のある口調で語っていた。会見最後にはもう一度「本当に去年のレインボーラインとは全然違います。今年はメンバー的にもチャンスだと思います。ベストを尽くして頑張ります」と強調していたのが印象的だった。

 果たして、レインボーラインの末脚に賭けた岩田騎手は、得意の直線インを突いて豪脚を引き出してみせ、1番人気シュヴァルグランとの叩き合いの末、クビ差退けた。まさにしてやったりのレースであった。

 しかし、ゴール入線後のレインボーの歩様がおかしいと気づき、すぐに下馬。後検量がある為検量室へ向かうギリギリまで、愛馬の状態を気遣っていた。勝利ジョッキーインタビューでも「喜びはありますが、レインボーラインのことが心配なので複雑です」と不安な表情。経過観察中ではあるが、不幸中の幸いか、今のところ跛行だけだったことが判明している。厩務員の「岩田騎手がすぐに止めてくれたおかげです」とコメントしており、それには誰も異論は無いだろう。

 復活した岩田騎手のこれからの騎乗に目が離せない。

JRA岩田康誠「トンネル」抜けるレインボーライン大復活……3年ぶりG1制覇達成までの「不運」と「長過ぎる道のり」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  2. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  3. JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  7. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  10. 「前の馬が邪魔で」武豊の口から飛び出した恨み節……レジェンドを「終始ブロック」した相手と最後は共倒れ?