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宝塚記念(G1)「激走の法則」は『奇跡の血量』にあり!勝てば10万馬券確実のお宝激走馬はコイツだ!!

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「ブラッドスポーツ」といわれている競馬には昔から『奇跡の血量』という配合理論が存在する。

 奇跡の血量とは、同じ祖先をかけ合わせるインブリード(クロス)の中でも、両親が3代前と4代前に同一の祖先の血を18.75%持つ配合を指し、特に名馬が生まれやすいとされている。

 もともとは欧州や欧米で崇拝されたが、日本でも顕彰馬として殿堂入りしている1951年のダービー馬トキノミノルが奇跡の血量を持っており、1960年にコダマが無敗で春2冠を制したことで、大きく注目されるようになった。

 それからトウショウボーイやマックスビューティ、サクラユタカオーなど数々の名馬を送り出したが、近年は奇跡の血量のような濃いインブリードが嫌われる傾向にあり、その数は現役競走馬の中でも約5%程度といわれている。

 ただ、それでもオルフェーヴルとドリームジャーニーの兄弟に代表されるように、ブエナビスタ、ヴィクトワールピサなど歴史的名馬の陰には、この『奇跡の血量』が組み込まれており、いまだ競馬界に大きな影響を及ぼしている。

 そういった中、今年のG1戦線で再び『奇跡の血量』が大きな鍵を握っているようだ。

 今年のG1戦線……皆様にも振り返っていただきたいが、とにかく「堅かった」という印象が残っていないだろうか。

 今年最初のG1フェブラリーSを2番人気のモーニンが制したことから始まり、3月の高松宮記念でも1番人気のビッグアーサーが勝利、そこからも強い人気馬が尽く勝利し、まさに「強い馬が強いレースをする」というG1ならではの醍醐味が表れた春シーズンでもあった。

 だが、その一方でこれだけ人気馬に勝たれると、お手上げなのが「穴党」だ。

 固いレースが続く中、人気薄で見事G1を制したのがヴィクトリアマイルのストレイトガール(7番人気)と、未だ衝撃が残っている安田記念のロゴタイプ(8番人気)。2頭ともすでにG1を勝っているのだが、近走でスランプに陥り人気をなくしていた。

 実は、このストレイトガールとロゴタイプは共に『ヘイローの奇跡の血量』を持っている。

 最強種牡馬サンデーサイレンスの父としても知られるヘイローだが、ストレイトガールが3×4、ロゴタイプが4×3という形で、ヘイロー18.75%のクロスを持っている。

 言い換えれば、この『ヘイローの奇跡の血量』こそが、今年のG1戦線で奇跡の大逆転勝利を成し遂げる大きな”秘訣”になっていそうだ。その上で実は今週の宝塚記念の出走馬にも、このヘイロー18.75%のクロスを持っている馬が1頭だけ存在する。

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