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やはり今は女の時代!? 世界中で猛威を振るう「3歳牝馬」たちに熱視線!

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 フランスではLa Cressonniere(ラクレッソニエール)が無敗でプール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー)、ディアヌ賞(フランスオークス)の2冠を制した。日本馬が参戦する事が濃厚な凱旋門賞だが、斤量の面からも強力な3歳牝馬は注意である。

 現在7戦7勝。2000年以降無傷で春2冠を制したのは2005年のDivine Proportions(ディヴァインプロポーションズ)、2008年のZarkava(ザルカヴァ)、2014年のAvenir Certain(アヴェニールセルタン)に次いで4頭目。2008年のザルカヴァはこの後にヴェルメイユ賞を勝ち、凱旋門賞も制した。2014年のアヴェニールセルタンはノネット賞(G2)から凱旋門賞に参戦したが、11着に敗れている。

 そのアヴェニールセルタンと同じルアーヴル産駒であるが、母の父はガリレオ。フランスオークスはザルカヴァやトレヴのような圧倒的な勝ち方ではなかったが、大外から差し切った脚は「強い馬」ということを感じさせた。現在凱旋門賞のオッズでも12倍程度の3番人気位になっており、フランスダービー馬Almanzor(アルマンゾール)より人気は上だ。

 英国オークス馬Minding(マインディング)も非常に注目の1頭。

 英1000ギニーを勝利した後、英国ダービーでもブックメーカー各社が1番人気にした程の実力馬だ。既にG1は4勝しており、こちらもレーティングは120ポンド。今週末にアイルランドのカラ競馬場で行われるプリティポリーS(G1/芝2000m)で古馬牝馬と戦う予定となっているが、レーティングは頭1つ抜けていて、順調にいけば勝利する相手関係だ。

 今後の路線としては10F(2000m)とも言われているが、凱旋門賞にもキングジョージにも名前がある。同様に1600mのサセックスSにも名前があり、様々な路線へ行けるように準備はしているようだ。

 他にも実績がまだそこまで無いものの強い馬もいる。特に愛オークスは注目の1戦になるだろう。最近は何度も見ている光景ではあるが、秋には「各国の主役は牝馬」ということが十分考えられる。

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