真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.29 07:59
武豊リスグラシュー「前走敗因コメント」は凡庸!? 外枠不利を跳ね返した福永祐一「ダービー神騎乗」にレジェンドが思うところは?
編集部
「あそこまで行ったら勝ちたかった。良いレースができたけど、外枠でポジションがね……。枠の差が出たかな」
確かにヴィクトリアマイルのリスグラシューは、18頭立ての「8枠16番」という難しい枠からのスタートだった。結果的に勝った2月の東京新聞杯(G3)、前走3着だった阪神牝馬S(G2)ともに中団7番手からの競馬だったが、この日は後方13番手から。最後の直線では上がり3ハロン32.9秒の”鬼脚”で追い上げたが、2枠4番の好枠を引いたジュールポレールにハナ差及ばなかった。
武豊騎手の言葉通り、決して悪いレースではなかったし、結果的に枠順が勝敗を分けたという主張も的を射ている。しかし先ほど述べた通り、福永騎手の日本ダービーを見せられると2400mと1600mの違いはあるものの「天才騎手」としては、どこか物足りない敗因分析にも感じられる。
さらに武豊騎手は、今年3月に品川プリンスホテルで行われた『武豊ファンミーティング』の席でこんな話もしていた。
「枠は1番より2番が欲しかったです。後入れですからね。(前走のジャパンCでキタサンブラックが敗れた)シュヴァルグランは外に行けとも思っていましたけどね(笑)。特に中山2500mや、東京2400mは『枠』で展開が大きく変わりますから」
これは武豊騎手が、キタサンブラックと参戦した昨年の有馬記念(G1)での枠順抽選会について語った一幕。結局、キタサンブラックは1枠2番という、願ったり叶ったりの最高枠を引いて見事にラストランを飾った。
その結果はさておき、ここで重要なのは武豊騎手が有馬記念(G1)の中山2500mだけでなく、日本ダービーの東京2400m(ここではジャパンC)についても「枠が重要」、もっと言えば「内枠が有利で、外枠が不利」と語っていることである。
PICK UP
Ranking
23:30更新
春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- JRA・M.デムーロ「ノーザン系クラブ」に干され、リーディング8位転落……サンデー・シルク・キャロット「月1」しか乗れず
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬















