真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.31 07:30

安田記念(G1)「タイキシャトル級」ペルシアンナイト唯一の「不安」!? 史上4頭目3歳マイル王の弱点は「東京苦手説」ではなく……
編集部

2015年のモーリス以来、史上11頭目の統一マイル王へ――。昨年のマイルCS(G1)を制したペルシアンナイト(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)が、3日に東京競馬場で開催される安田記念(G1)に挑む。
前走大阪杯(G1)2着と中距離でも力を示しているだけに、実績のあるマイル戦に戻れば例年なら「大本命級」の扱いでもおかしくはないペルシアンナイト。しかし、今年はその大阪杯で本馬を破ったスワーヴリチャードが”二階級制覇”を目論み参戦。下馬評ではあちらに分があるようだ。
その主な理由が安田記念の舞台となる「東京競馬場」での実績だ。
スワーヴリチャードが重賞2勝、ダービー2着を含む4戦2勝2着2回というパーフェクトであることに対して、ペルシアンナイトは3戦未勝利……それも、通算で馬券圏内を外した3回の内、2回が東京競馬場という状況だ。勝ち負けどころか「東京苦手説」まで持ち上がり始めている。
「確かに東京コースでは結果が出ていませんが、3戦とも敗因ははっきりしています。最初のアイビーS(OP)2着は、負けたのが後の2歳女王ソウルスターリングと、当時の完成度の差が出た形です。後の共同通信杯(G3)2着馬エトルディーニュには完勝していますし、力は出せていると思いますね。
2戦目は日本ダービー(G1)で7着でしたが、これは距離が長かっただけですし、3戦目の富士S(G3)5着は特殊な展開と不良馬場に泣いたもの。どちらも悲観するような敗戦ではなかったと思います。
PICK UP
Ranking
17:30更新東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬