JRA、現場関係者から仕入れた鳴尾記念(G3)鉄板情報!? 人気のトリオンフではなく……
相手筆頭「○」には、武豊騎手と2年ぶりにコンビを組んで出走を予定しているマルターズアポジー(牡6歳、美浦・堀井雅広厩舎)をあげたい。
今年は始動戦の中山記念(G2)は勝ち馬からタイム差なしの3着と好走。続く、ダービー卿チャレンジT(G3)は9着と惨敗するも、陣営はキャリア最重量の斤量58kgに敗因を求めた。今回は前走から2kg減と慣れ親しんだ斤量で勝負に挑む。
「芝2000m戦は約1年ぶり。少し長い気もしますが、展開次第では十分走れる実力は秘めているはずです。
またマルターズアポジーは長距離を輸送すると馬体が減ることもありました。今回はそれを防ぐため、早めに栗東入りして慎重に調整を進めていた様子。その甲斐あってカイ食いがいいみたいですね。追い切り予定通りの時計で動けているなど好調でした」(別の現場記者)
20日に父馬のゴスホークケンが大動脈破裂で急死。競馬には「死んだ種牡馬の仔は走る」という古い格言がある。マルターズアポジーは亡き父に勝利を捧げることができるだろうか?
「▲」に選んだのは、ナスノセイカン(牡6歳、美浦・矢野英一厩舎)だ。
※ナスノセイカン/『競馬つらつら』よりこれまで重賞では成績を残せていなかったが、前走の新潟大賞典(G3)では11番人気ながら、いい意味で期待を裏切って3着入線。今回も注目されているトリオンフに先着するなど、これからの活躍に期待を抱かせた。
現場記者は「馬場、展開、そして丸山元気騎手の内を上手く回る手綱さばきなど、前走はすべて上手くいったみたいですね。それだけに勝てなかったのは陣営としては相当悔しかったみたいです」と振り返る。そして「右回りだとコーナーリングのぎこちなさが目立ちますが、そこは丸山騎手の腕の見せどころ。前走のようにうまくさばくことができれば、勝機も見えてくるのではないでしょうか」と期待を込めた。
今年はすでに31勝をあげて昨年の勝ち星を上回るなど好調な丸山騎手。ナスノセイカンとのコンビで2度目の波乱を巻き起こすことを期待したいところ。
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