GJ > 競馬ニュース > 「海外招待馬」急増のワケ  > 3ページ目
NEW

JRA「海外招待馬」急増のワケ……裏には日本競馬ファンの財布を狙う現地主催者のしたたかな野望

【この記事のキーワード】, ,

2018年(合計40億4238万900円)

ゴールデンシャヒーン
4億7515万1100円

ドバイターフ
8億0513万2200円

ドバイシーマクラシック
8億8392万2100円

ドバイワールドカップ
9億5145万7000円

クイーンエリザベスII世カップ
9億2671万8500円

 競馬だけでなくあらゆるスポーツが賭け事の対象となっている海外において、競馬の馬券売上が伸びる要素は少ないのだろう。しかしスポーツギャンブルとして日本の競馬は圧倒的なシェアを誇っており、その市場規模と競馬ファンの資金力、そして予想レベルと馬券販売システムは世界でも突出している。

 そこに目を付けた海外の主催者の狙いは、輸送費や滞在費を負担して日本馬を呼んでレースの格付けを上げ、JRAが馬券を販売して日本の競馬ファンに馬券を買ってもらいたいというものだろう。

 海外遠征馬の馬券を買いたい競馬ファン、馬券売上で手数料がもらえるJRAと海外主催者、そして招待レースであれば馬主側の金銭的な負担も減るという構造。競馬ファンの馬券代のみが大きな負担だが、購入する側はそれを考慮してのものだから文句はあるまい。まさに4者が「win-winな関係」がゴーフォザサミットの海外遠征戦略の根底にあるようだ。そしておそらくこの傾向は今後も増えていくことだろう。

JRA「海外招待馬」急増のワケ……裏には日本競馬ファンの財布を狙う現地主催者のしたたかな野望のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 【朝日杯FS】「勝ち馬は強かった」ジャンタルマンタル降板の元主戦は16着大敗もかつての相棒を称賛。もう1頭の「大物」と暮れの中山で鬱憤晴らしへ
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「イラ立ちを抑えきれなかった」ソダシ降板だけじゃない。吉田隼人が備品損壊で異例の騎乗停止…“八つ当たり”に至る「最終騎乗」にあったアクシデント
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……