GJ > 競馬ニュース > サトノクラウン「状態上昇」  > 2ページ目
NEW

宝塚記念(G1)サトノクラウン「状態上昇」で連覇も十分? ドバイ帰りの疲れなく陣営も自信

【この記事のキーワード】, ,

「中間は5/27あたりから時計を出し始めて、美浦の坂路とウッドコースを併用。馬なりで追われて、疲れを取りながらの調整。一週前追い切りは美浦ウッドコースで石橋脩騎手を背に 併せ馬で一杯に追われました。ズブい面があるので調教はそれほど動きませんが、それでもしっかり追われていましたね(F68.5秒、1F13.1秒)。ただ、併せた馬が掛かっていたため、サトノクラウンにやや負担がかかったようで、そのため先週末に予定していた調整を自重してます。ですが、狂いが生じた、というものではなさそうです。

 今週の追い切りも美浦のウッドコースで3頭併せで行われ、状態がグンと上がってきた印象(5F65.4秒、1F12.8秒)。『昨年勝った時ほどではないが、昨秋の天皇賞と同じくらいのデキ』と厩舎関係者は語っていましたよ」(同記者)

 騎乗する石橋脩騎手にも2週連続で調教で跨がってもらい、感触を掴んでもらっている。当日は、最近の雨模様で、時計がかかる馬場なら臨むところである。

「今の阪神の芝は速いタイムが出やすいので、もし速い時計勝負になっても対応できるように対策も練っているらしいですよ」(同 記者)

 海外遠征から戻ってきた馬がまた国内レースを使う時、一度状態を下げてから本番に向けて徐々に状態を上げていく。この場合、G1に出走させる馬体を作るには3カ月あれば十分だそうだ。ましてや、数々の海外競馬を経験してきている堀厩舎であれば、どうすればいいかは熟知していることだろう。今回2カ月と3週であるが問題無さそう。あとは無事輸送をクリアさえすれば、サトノクラウンの出撃態勢は整うことになる。

 昨年の天皇賞(秋)の頃の出来にはある、というコメントがあったが、サトノクラウンは2着。1着のキタサンブラックはもう引退している。宝塚記念2連覇に向けて、視界良好となってきたこの馬が、現役最強を示す時がやってきた。

宝塚記念(G1)サトノクラウン「状態上昇」で連覇も十分? ドバイ帰りの疲れなく陣営も自信のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!