JRA千直重賞・アイビスSD「5頭ゴリ押し」!? 夏の風物詩は関係者情報で勝利をつかめ!
「○」にはダイメイプリンセス(牝5歳、栗東・森田直行厩舎)の名前をあげたい。
今年、秋山真一郎騎手とタッグを組んで、新潟の千直ではすでに2勝をあげている。前走のCBC賞(G3)では9着と惨敗しているものの、現場記者は「前走はアイビスSDまで出走間隔があくために出走させた、いわば叩き台。陣営としてはここが大目標だ。狙い通り毛ヅヤ、体調は上向いている」と語る。
さらに「馬に対して辛口の秋山騎手も『直線競馬の適性は相当に高い』と太鼓判を押しているみたいだよ。有利だと言われる外枠の8枠にも入れたので、ここは期待していいところだろう」と運も味方していると話した。
ダイメイプリンセスは今年、千直では54.9秒が最速。ここ最近、レースは54秒前半で決着を見せることが多いため、純粋なスピード勝負になった時に少々分が悪いかもしれない。流れに対応できるかが勝負の鍵となるだろう。秋山騎手の手腕にも注目したい。
「▲」に選んだのは、昨年のフィリーズレビューの覇者・カラクレナイ(牝4歳、栗東・松下武士厩舎)だ。
重賞制覇後、多くの期待がかけられたカラクレナイ。だが、向かったNHKマイルC(G1)では1番人気に推されたものの、まさかの17着と惨敗。その後も期待を裏切る凡走を続けたものの、今年に入ってシルクロードS(G3)4着、鞍馬S(OP)3着と、スプリント戦で復活の兆しを見せ始めている。
「陣営は遂に千直を解禁。カラクレナイは前進気勢が強い馬として知られていましたが、最近は以前よりもその傾向が増しています。これは母系の祖母に当たるレッドチリペッパーの影響が色濃く出たものだと見られています。これが功を奏すればいい勝負ができるはず。
またもともとゲートがうまくない馬でしたが、最近修正することに成功した様子。管理する松下調教師は『馬任せで行けば対応できるでしょう。消化不良のレースが続いていますが、ここでそのうっぷんを晴らしたい』と意欲を見せていました」(競馬記者)
迷える素質馬の覚醒なるか?
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 【チャンピオンズC(G1)展望】絶対王者レモンポップVS無敗ヤマニンウルス!? 最初で最後の頂上決戦は実現するのか
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?