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JRA七冠ジェンティルドンナ妹初陣……「不安多い」もドナブリーニ一族繁栄の必須項目?

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 国枝師は時に鋭い辛口発言もするが、気さくな人柄で誰からも親しまれている。ルーティーンにとらわれない調教法や新技術も取り入れる先進的な面も魅力だ。アーモンドアイのシンザン記念(G3)からぶっつけでの桜花賞制覇も斬新なローテだった。

 今年の桜花賞の本追い切りは、美浦トレセンは濃霧におおわれ馬の動きがまったく見えなかった。困惑する記者の前で、国枝師が平然と「5ハロン67秒0-11秒4だよ」と言ったのは有名な話だ。アーモンドアイの調教騎乗者にGPS搭載の計測器を装備させ、調教タイムを計測していたのだ。

 新潟でのレースではトレセンで最終調整、直前輸送が一般的だ。しかし、ドナアトラエンテはすでに新潟に入厩、現地で調整されている。国枝調教師は「体の小さい馬なので輸送の負担を減らしたいし、環境に慣れさせるのはいいことだからね」と語っている。

 これは同厩のオウケンムーン(牡3)が昨年新馬戦で試みた作戦だ。新馬戦は4着だったが、次走の未勝利戦から共同通信杯(G3)まで3連勝を飾った。

 ドナアトラエンテの「もしかしたら、また……」という不安を吹き飛ばしてくれる快走を期待したい。ジェンティルドンナが貴婦人、ドナアトラエンテは魅力的な女という意味。名前がジェンティルドンナと同じドンナ(ドナ)シリーズというのも心強い(?)。

 ドナアトラエンテが好走すれば、ジェンティルドンナも含めたドナブリーニ一族が勢力を形成する可能性も広がる。ドナブリーニが生まれたのは2003年のことで、わずか15年前のことだ。

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