GJ > 競馬ニュース > エルムS(G3)展望  > 2ページ目
NEW

【エルムS(G3)展望】真夏の札幌ダート決戦!秋の飛躍を目指す熱戦を制するのは?

【この記事のキーワード】, ,
【エルムS(G3)展望】真夏の札幌ダート決戦!秋の飛躍を目指す熱戦を制するのは?の画像2

 前走は6着となっているがドリームキラリ(牡6、栗東・矢作厩舎)は今年に入ってからのレースで大きく崩れていない。2走前の欅S(OP)ではこの馬らしく逃げると、4コーナー付近で1度は先頭を譲ったが直線半ばでもう一度盛り返す勝負根性を見せて勝利している。ハナを奪えるスピード能力に長けており、先行しての粘り込みが狙えるこの馬の脚質は小回り平坦コースの札幌競馬場で高い適性となるはずだ。実際に昨年のこのレースでは逃げて粘りこむという作戦で3着に好走しているので、今年目指すのは当然ながら昨年以上の結果となる。

 マーキュリーC(G3)を連覇したミツバ(牡6、栗東・加用厩舎)は重賞で4戦連続掲示板を確保しており、能力は間違いなく上位となるだろう。以前は後方からの追い込みという極端な競馬をしていたが、経験を積むことで自在性を身に着け戦績が安定。前走では自分から仕掛けてしっかりと勝ち切る完璧なレースだった。中央重賞はまだ未勝利だが好調な現状ならばチャンスは十分にあるはずだ。重賞を連勝して秋の大舞台へいい形でコマを進めたい。

 このほかでは重賞2連勝中のアンジュデジール(牝4、栗東・昆厩舎)や東海S(G2)3着以来のレースとなるモルトベーネ(牡6、栗東・松永厩舎)などが有力候補となりそうだ。

 地方での重賞開催時期と重なりメンバーが揃いにくい時期のエルムS(G3)だが、今年はこれからの活躍が期待される馬や昨年のこのレースの好走馬など楽しみなメンバーが揃っている。今後に向けての大事な試金石となるレースは12日(日)15時25分に札幌競馬場で発走予定となっている。

【エルムS(G3)展望】真夏の札幌ダート決戦!秋の飛躍を目指す熱戦を制するのは?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……