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JRAは蚊帳の外……的場文男7152勝でも世界9位。ブラジルのレジェンドは1万2845勝とまさに異次元!世界のトップジョッキー達が凄すぎる!

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 ところが海外に目を向けると、そこには的場騎手も驚きの記録が見受けられる。的場騎手の7152勝を、全世界の勝利数で比較するとなんと9位。上位に8名の騎手がいるのだが、そのトップであるブラジルのホルヘ・リカルド騎手はなんと1万2845勝なのだ。さらに2位ラッセル・ベイズ騎手は1万2844勝となんと2人が1万勝以上を記録。的場騎手の一つ上の8位エドガー・プラード騎手は今年2月の時点で7287勝とその差は約130勝。的場騎手は昨年131勝で今年もここまで70勝を記録しているのだから、的場騎手がその差を逆転して8位に上がることは決して不可能ではないだろう。

 世界最多勝記録保持者のホルヘ・リカルド騎手は年間最多勝利数も477勝というから凄い。毎日騎乗して1日1~2勝を挙げているという計算なのだから、とてつもない数字だ。ちなみに的場騎手の年間最多勝利は2002年に記録した363勝。日本国内の年間最多勝記録は、当時大井競馬場に所属していた内田博幸騎手が、2006年に記録した524勝(中央・地方含む)で、これも途方もない成績と言えるだろう。

 ちなみにブラジルのホルヘ・リカルド騎手は、G1レースも180勝以上というのだから、またまた凄い記録である。武豊のG1レース勝利数は115勝(中央74勝・地方31勝・海外10勝)で、これも凄い成績だと思うのだが、リカルド騎手との比較では色あせてしまうのはやむを得ないところか。

 日本で競馬が始まったのは幕末後の1866年。ヨーロッパでは1500年頃、ブラジルでは1800年前半、アメリカは1620年頃とそれぞれ歴史も違い、競馬場やレース、そして騎手の数も違い記録もまた異なる。それでも的場騎手が記録した7152勝は日本を代表する偉大な記録として語り継がれていくだろう。本人には東京ダービー悲願の初優勝、そして一つでも多くの勝利を重ねてほしいところだ。

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