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2016.07.05 07:10
景気も関係ない日本経済の”桃源郷”。毎年2日間で売上げ100億超えを誇る日本一の競走馬セリ市『セレクトセール』には外国の王族もご来店
編集部
「実は里見氏を始めとする日本人の馬主による売上げは、数年前から頭打ちの状態です。そんな状況を受けた社台グループが、最近になって特に力を入れている販売先が外国人馬主なんですよ」(競馬記者)
昨年の『セレクトセール』では、特に外国人の参加者が目立ったらしい。調べてみると、その数23人。この一人一人が日本まで馬を買いに来るほどの大金持ちだとすれば、その経済効果は計り知れないだろう。実際に昨年のパンフレットも英語表記が目立つようになり、いよいよ外国人向けにシフトし始めているのかもしれない。
「セレクトセールに参加した外国人の数は2012年の6名から14名、18名と毎年確実に増えています。さらにパンフレットの表紙にあるセレクトセール出身馬4頭ですが、うち1頭は日本ではなくオーストラリアでG1を勝った馬です」(同)
そういえば、ここ最近の日本調教馬の海外遠征がずいぶん積極的になったと感じていたが、調べてみるとその大半が社台系牧場の出身馬だった。前出の記者は言う。
「外国人馬主の中には、王族の方々も珍しくありません。実際に一昨年はカタールの王族がお忍びで来日し、数億円単位で馬の”お買い物”をされたらしいです」
つまり、社台系の名馬があえて日本よりも賞金の安い海外のG1へ出走しているのは、単に”競馬のロマン”だけを追ったものではなかったということか……。
今年もドバイへ遠征したドゥラメンテやリアルスティール、香港に遠征したラブリーデイなどは、すべて社台のブランド馬。海の向こうでの彼らの活躍が、また今年や来年の『セレクトセール』の売上げに還元されるということなのだろう。
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