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【小倉2歳S(G3)展望】3連勝のかかるシングルアップ!重賞制覇で若きスピードスターとなれるか?

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 2戦目で順当に勝ち上がってきたセプタリアン(牡2、栗東・池添厩舎)にもチャンスは十分あるだろう。デビュー戦は2着だったが、道中しっかりと脚を溜めるとアガリ最速の末脚を使うなど敗れたレースでも見せ場を作ることはできていた。前走の未勝利戦は内容を一変し、序盤から先頭に立つと直線では後続を寄せ付けない走りを見せての大楽勝で自らレースを作る力があることも示した。重馬場だった2戦目でも速いアガリを使うなど今年のクイーンC(G3)を制している姉のテトラドラクマと同様、優秀なスピード能力を持っていることは間違いなさそう。テトラドラクマは2度目の挑戦で重賞制覇となったが初めての重賞挑戦で結果を出して姉を超えることができるか注目だ。

 ルチアーナミノル(牝2、栗東・本田厩舎)は出走予定メンバーの中では1200mの持ちタイムが最も早い。距離短縮して挑んだ前走の未勝利戦は余裕を見せながらも2着馬に3馬身差を着ける好内容で、この時の勝ちタイムが翌週のフェニックス賞(OP)よりも0.2秒早いものだった。直線では鞭を入れられることなくこのタイムを出したことを考えれば、さらに時計を短縮してくる可能性はありそうだ。同じ馬主で厩舎の先輩にはこのレースをきっかけに桜花賞(G1)も制しているレーヌミノルがいる。偉大な先輩同様に来年のクラシックで活躍を期待させるような走りをすることはできるだろうか。

 この他、絶好調のロードカナロア産駒のファンタジスト(牡2、栗東・梅田厩舎)や、フェニックス賞(OP)で2着だったチュウワフライヤー(牝2、栗東・大久保厩舎)なども有力だろう。

 高いスピード能力だけでなく小回りゆえの器用さも求められる小倉2歳S(G3)。異なるレース展開ながらも強い内容で勝利し勢いに乗っているシングルアップの3連勝に期待がかかる。レースは2日(日)小倉競馬場で15時35分に発走予定だ。

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