GJ > 競馬ニュース > 【小倉2歳S(G3)展望】  > 2ページ目
NEW

【小倉2歳S(G3)展望】3連勝のかかるシングルアップ!重賞制覇で若きスピードスターとなれるか?

【この記事のキーワード】, ,
【小倉2歳S(G3)展望】3連勝のかかるシングルアップ!重賞制覇で若きスピードスターとなれるか?の画像2

 2戦目で順当に勝ち上がってきたセプタリアン(牡2、栗東・池添厩舎)にもチャンスは十分あるだろう。デビュー戦は2着だったが、道中しっかりと脚を溜めるとアガリ最速の末脚を使うなど敗れたレースでも見せ場を作ることはできていた。前走の未勝利戦は内容を一変し、序盤から先頭に立つと直線では後続を寄せ付けない走りを見せての大楽勝で自らレースを作る力があることも示した。重馬場だった2戦目でも速いアガリを使うなど今年のクイーンC(G3)を制している姉のテトラドラクマと同様、優秀なスピード能力を持っていることは間違いなさそう。テトラドラクマは2度目の挑戦で重賞制覇となったが初めての重賞挑戦で結果を出して姉を超えることができるか注目だ。

 ルチアーナミノル(牝2、栗東・本田厩舎)は出走予定メンバーの中では1200mの持ちタイムが最も早い。距離短縮して挑んだ前走の未勝利戦は余裕を見せながらも2着馬に3馬身差を着ける好内容で、この時の勝ちタイムが翌週のフェニックス賞(OP)よりも0.2秒早いものだった。直線では鞭を入れられることなくこのタイムを出したことを考えれば、さらに時計を短縮してくる可能性はありそうだ。同じ馬主で厩舎の先輩にはこのレースをきっかけに桜花賞(G1)も制しているレーヌミノルがいる。偉大な先輩同様に来年のクラシックで活躍を期待させるような走りをすることはできるだろうか。

 この他、絶好調のロードカナロア産駒のファンタジスト(牡2、栗東・梅田厩舎)や、フェニックス賞(OP)で2着だったチュウワフライヤー(牝2、栗東・大久保厩舎)なども有力だろう。

 高いスピード能力だけでなく小回りゆえの器用さも求められる小倉2歳S(G3)。異なるレース展開ながらも強い内容で勝利し勢いに乗っているシングルアップの3連勝に期待がかかる。レースは2日(日)小倉競馬場で15時35分に発走予定だ。

【小倉2歳S(G3)展望】3連勝のかかるシングルアップ!重賞制覇で若きスピードスターとなれるか?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  2. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  3. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  5. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
  6. “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
  7. 「絶妙ラップ」でメジロパーマー以来32年ぶり快挙!成績不振&名伯楽からの卒業…ピンチをチャンスに変えた「花の35期生」新人王
  8. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  9. フォーエバーヤング「大接戦3着」でますます加速!? 3歳ダートNo.1の歴史的快挙を手放しで喜べない事情
  10. 武豊「16戦1勝」でもノットゥルノで存在感!ボンドガールは不完全燃焼も…藤岡康太のバトン引き継ぐナミュールとリベンジへ