JRA小倉2歳S「関係者イチオシ」情報で勝利? 狙いは日本に慣れたあの騎手?
9月2日、小倉2歳S(G3、芝1200メートル)が行われる。今回は関係者情報を元に「イチオシ」馬を紹介していこう。
本命「◎」はジャカランダシティ(父ヨハネスブルグ、牡2歳、栗東・牧浦充徳厩舎)。宝塚記念(G1)の前日、阪神の新馬戦(芝1200メートル)で勝利。川田将雅騎手騎乗の同馬はまずまずのスタートを切ると、すんなりと先頭に立つ。終始楽な手応えのままレースを先導し、危なげなく押し切った。
陣営はこのレースを「前走は特に逃げにはこだわっていませんでしたが、発馬センスが良くポンと行きましたね。後ろから突つかれると、またやる気を見せていたし、非常にいい内容でした」と高く評価している。
最終追い切りは栗東・坂路をほぼ馬なり、4F54.6-1F12.8という時計でパワフルに駆け上がった。「勝った後は放牧に出してリフレッシュさせました。その後はこのレースを目標に調整をしましたが、順調に仕上がったと思います」と出来は万全。
今回の鞍上はB.アヴドゥラ騎手。来日当初こそやや足踏みしたが、週を追うごとに調子を上げ8月26日時点で11勝と好調。すっかり日本にも慣れたようだ。「小倉が未経験な点が心配ですが、後は鞍上の腕に期待したいですね」と、牧浦調教師はアヴドゥラ騎手を信頼している。
「○」はジャカランダシティの新馬戦で2着したセプタリアン(父キングヘイロー、牡2歳、栗東・池添学厩舎)。二の足がつかず中団からの競馬。勝ち馬を追い詰めるまでには至らなかったが、直線での末脚は光った。
続いて7月中京の未勝利戦(芝1200メートル)に出走。スピードの違いですんなりハナに立ち、そのまま圧勝。2着馬に0.6秒(3馬身1/2)差をつけた。重馬場で1.09.3は、かなり優秀な時計だ。
陣営は「中間は放牧に出してこのレースを照準に合わせて調整をしてきましたが、全体的な動き、時計ともに満足のいくものでした。初戦、前走と 違う形で好走できた点は大きいので、ここでも好勝負になると思います」と語る。◎ジャカランダシティを逆転できる力まである。
鞍上は8月26日時点で小倉リーディング首位(15勝)の北村友一騎手。「小倉リーディングより、2歳Sを勝ちたい」と、適度な気合い乗りだ。
馬券はこの2頭で勝負!
……と言い切ってしまえばカッコいいのだが、今回は以下の3頭を「△」に指名する。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 50年未勝利データのダノンデサイル、展開不利メイショウタバル、重賞大敗ヘデントールは買いか否か?レジェンドジョッキーの「菊花賞で買うべき3頭!」
- 【菊花賞(G1)展望】ダノンデサイル×横山典弘VSアーバンシック×C.ルメール!淀の3000mで長距離の名手が激突
- 最強女王はC.ルメールを射止めた馬!? チェルヴィニア、ブレイディヴェーグ、レガレイラ、そしてスターズオンアース…直接対決の時は来るのか
- 【富士S(G2)展望】ジャンタルマンタルVSセリフォスの新旧マイル王対決! 待望のG1制覇へソウルラッシュも虎視眈々
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 戸崎圭太「我ながら酷い」「本当に情けなくて」どん底に落ちた…元クラシック候補の近親はステレンボッシュ、レガレイラ、アーバンシック
- 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
- JRA戸崎圭太、後輩・坂井瑠星に昔は嫌われていた!? サウジ遠征を共にした先輩・後輩の「意外な関係」とは
- 武豊の続投すら脅かした佐々木大輔と快進撃!関西の名トレーナーが「過去最高ペース」で勝ち星を荒稼ぎ
- ルガルは「ロードカナロア級」の超大物!? 武豊も嘆き節の超ハイペースを見切ったプロの目