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JRA小倉2歳S「関係者イチオシ」情報で勝利? 狙いは日本に慣れたあの騎手?

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 ファンタジスト(父ロードカナロア、牡2歳、栗東・梅田智之厩舎)は7月中京の新馬戦(芝1200メートル)を武豊騎手で勝利。番手に控えて、馬に競馬を覚えさせるようなレースだった。陣営の士気はさらに上がってくるかと思われたが……。

「初戦は着差以上の勝ちっぷりでしたが陣営は慎重な姿勢を崩していません。『脚力は本当に素晴らしい!重賞級だね。ただ、初戦でもふらふらしてまともに追えなかったように不安は残ります。馬なりで勝てるほど楽な相手ではないし、初めての右回りもどう出るか。稽古では問題なくても、やはり実戦は違うから』と語っています」(競馬関係者)

 レースに対する不安を口にできるのは、取りも直さず同馬への期待の表れだ。陣営が弱気であっても、馬の素質と武豊騎手の好判断で好走も可能だろう。

 シングルアップ(父キンシャサノキセキ、牡2歳、栗東・寺島良厩舎)に騎乗する松山弘平騎手。堂々とリーディングを獲りたいと語る。その意気込みが怖い。

 最後の1頭がルチアーナミノル(父ルーラーシップ、牝2歳、栗東・本田優厩舎)。2戦目の小倉未勝利戦(芝1200メートル)は道中競り合いながらの逃げだったが、直線で後続を3馬身突き放した。そのスピードは侮れない。

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