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2018.09.04 08:58

元JRA騎手・安藤勝己氏「G1獲る」ブラストワンピースを絶賛! 新潟記念「大楽勝」だからこそ問われる「秋の選択」
編集部
「勝ち方は確かに『G1級』と言えるほど強烈でしたが、あの豪快な大外一気の競馬をするなら、菊花賞ではなく天皇賞・秋に向かうべきだと思いますね。
元々右回りに課題のある馬で、今回新潟記念を使ったのも直線の長い左回りを求めてのもの。それであの競馬ぶりですから、予定されている菊花賞よりも『同じ2000mで直線が長い天皇賞・秋の方が、より安定して高いパフォーマンスを発揮できるのでは』と感じるのは私だけではないはず。
勝ち方には余裕もあり、ほぼノーダメージで『理想的だった』と言えますが、こと菊花賞に向けては、あまり収穫のある内容だったとは言えないと思います」(競馬記者)
ブラストワンピースの今回の新潟記念参戦、そして菊花賞直行は戦前から「異例のローテーション」として物議を醸している。その裏には、本馬が所属するシルクレーシングを始め、社台グループの大手一口馬主クラブによる「使い分け」が大きな要因といわれている。
単純に「使い分け」という観点で述べれば、古馬にも有力馬が多数所属している社台グループからすれば「3歳馬は、3歳戦がある内はそちらに参戦すること」が望ましいに違いない。
実際にバブルガムフェローが歴史的な扉を開いた1996年以降、天皇賞・秋に3歳馬が参戦するケースは珍しくもなくなった。特にバブルガムフェローが所属した社台レースホースは、昨年もソウルスターリングが参戦するなど、積極的な挑戦が窺える。
しかし、サンデーレーシングやキャロット、シルクなど他の社台系クラブに目を向ければ、「使い分け」が特に顕著となり始めたここ5年間を見ても、3歳馬による天皇賞・秋参戦は2013年のコディーノのみ。所属有力馬の数を考慮すれば、やはり積極的とはいえないのかもしれない。
だが、当然ながらブラストワンピースの菊花賞参戦を推奨する声もある。
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