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理論上は来年の三冠馬?「ディープインパクトの跡継ぎ」を作るための傑作『成功の方程式』を持つ名馬がデビュー

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 ディープインパクトと、成功例を数多く生み出している血統がとことん詰め込まれたシユーマとの配合は、まさに「成功の方程式」だ。理詰めの観点からすれば、究極の組み合わせに限りなく近い。血統論者には垂涎ものの配合だろう。

 その上で、社台グループが最も力を入れているクラブ馬主サンデーレーシングと関東の雄・堀厩舎との組み合わせは、先日引退したドゥラメンテと同じ。言い換えれば「最強タッグ」がヘリファルテという”血統の芸術品”の大成に向けて、再び手を組んだということである。

「馴致先のノーザンファームでの評価は極めて高いようです。中には、今年クラシックで活躍した『サトノダイヤモンドよりも上』という声もあるらしいですよ。近年、ドゥラメンテを始め、ノーザンファームの主力級は堀厩舎に流れるのが主流になっています。ヘリファルテの母シユーマは、まさに社台がディープインパクトの跡継ぎを作るために購入した牝馬。1つ下に弟がいますが、父は当然ディープです」(記者)

 確かにディープインパクトは名牝こそ出すものの、牡馬に至っては何故か複数のG1を勝った馬がリアルインパクト程度しかいない。最強種牡馬の血を満足のいく形で後世に残せない状況は、間違いなく社台グループにとっても決して好ましくないだろう。

 そんな状況下で「ディープインパクトの跡継ぎを作るため」に導入されたシユーマ。無論、牡馬が産まれるかは神のみぞ知るところだが”当たり”となる牡馬を引いた以上、ヘリファルテに掛かる期待は、日本競馬を彩ってきた歴代の名馬を超えるものかもしれない。

『現時点で考え得る最高のカップリングの結晶がここにあります』

 サンデーレーシングのカタログに記載されたこの一言が、ヘリファルテという馬の価値をありありと表現している。

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