真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.06 07:10
理論上は来年の三冠馬?「ディープインパクトの跡継ぎ」を作るための傑作『成功の方程式』を持つ名馬がデビュー
編集部
ディープインパクトと、成功例を数多く生み出している血統がとことん詰め込まれたシユーマとの配合は、まさに「成功の方程式」だ。理詰めの観点からすれば、究極の組み合わせに限りなく近い。血統論者には垂涎ものの配合だろう。
その上で、社台グループが最も力を入れているクラブ馬主サンデーレーシングと関東の雄・堀厩舎との組み合わせは、先日引退したドゥラメンテと同じ。言い換えれば「最強タッグ」がヘリファルテという”血統の芸術品”の大成に向けて、再び手を組んだということである。
「馴致先のノーザンファームでの評価は極めて高いようです。中には、今年クラシックで活躍した『サトノダイヤモンドよりも上』という声もあるらしいですよ。近年、ドゥラメンテを始め、ノーザンファームの主力級は堀厩舎に流れるのが主流になっています。ヘリファルテの母シユーマは、まさに社台がディープインパクトの跡継ぎを作るために購入した牝馬。1つ下に弟がいますが、父は当然ディープです」(記者)
確かにディープインパクトは名牝こそ出すものの、牡馬に至っては何故か複数のG1を勝った馬がリアルインパクト程度しかいない。最強種牡馬の血を満足のいく形で後世に残せない状況は、間違いなく社台グループにとっても決して好ましくないだろう。
そんな状況下で「ディープインパクトの跡継ぎを作るため」に導入されたシユーマ。無論、牡馬が産まれるかは神のみぞ知るところだが”当たり”となる牡馬を引いた以上、ヘリファルテに掛かる期待は、日本競馬を彩ってきた歴代の名馬を超えるものかもしれない。
『現時点で考え得る最高のカップリングの結晶がここにあります』
サンデーレーシングのカタログに記載されたこの一言が、ヘリファルテという馬の価値をありありと表現している。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 高知競馬10年間で「売上10倍」の快挙! かつてハルウララ騎乗の武豊騎手が「悲惨」と憂いた競馬場が「時代の風」に乗る
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
















