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【2016上半期プレイバック】古馬編「新時代の幕開けとなった古馬王道路線。海外での衝撃や国内激戦の中、最強馬ドゥラメンテが散る」

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re-shingupost.jpg英レーシングポスト1面でエイシンヒカリが「Monster」の呼び名で登場

 無論、レースの前から落鉄していたことや、敗れた相手が世界トップホースの一頭ポストポンドという事実もあった。だが、やはり落胆は大きく、『リアルスティール』がドバイターフ(G1)を制したことも、日本の競馬ファンのショックを癒すには至らなかった。

 一方、国内では大阪杯(G2)で昨年の菊花賞馬『キタサンブラック』が始動。ジャパンC(G1)を勝った『ショウナンパンドラ』や、ラブリーデイなどG1馬5頭が顔を揃える豪華な一戦となったが、レースを制したのは「未完の大器」といわれる『アンビシャス』だった。

5月

 古馬王道路線の幕開けとなった天皇賞・春(G1)。各世代から多士済々なメンバーが集った中、1番人気に推されたのは昨年の有馬記念と今年の日経賞(G2)を連勝していたゴールドアクターだった。

 大阪杯でアンビシャスに苦杯を舐めさせられたキタサンブラックは2番人気、阪神大賞典を圧勝して本格化を遂げたシュヴァルグランが3番人気と上位人気は拮抗。新時代を迎えた古馬王道路線を誰が牽引するのか、新たな王者の誕生が期待された一戦だった。

 そんな天皇賞・春を制したのは「平成の盾男」の異名を持つ武豊騎手とキタサンブラックだった。抜群のスタートから果敢にハナを奪うと、レースを完全に支配。最後は池添謙一騎乗の『カレンミロティック』に詰め寄られたが、抜群の粘りを見せて2つ目のビッグタイトルを手にした。

 また、香港のクイーンエリザベス2世C(G1)にラブリーデイら古馬の主力が遠征。海外G1制覇が期待されたが、あいにくの雨に祟られ全滅の憂き目に遭った。

 その一方で、世界の度肝を抜いたのが、フランスのイスパーン賞(G1)に遠征した『エイシンヒカリ』だった。今年の凱旋門賞が行なわれるシャンティイ競馬場で、後続に10馬身もの大差をつけての勝利。昨年末の香港C(G1)に続く海外G1連勝に、世界の評価は急上昇。

 瞬く間にエイシンヒカリという”モンスター”の名が世界中を駆け巡り、レーティングは世界1位を記録した。

6月

 その後、欧州遠征を継続したエイシンヒカリは、イギリスのプリンスオブウェールズS(G1)に出走。『MONSTER FROM THE EAST』という現地紙の見出しと共に、当然ながら1番人気の評価を得たが執拗なマークに遭い、残念ながら6着に沈んだ。

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