真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.15 11:22

武豊クリンチャー凱旋門賞前哨戦フォワ賞(G2)から「惨敗」? 史上最強「ガチメンバー」で今年は”通過点”にあらず
編集部

16日にはフランスのパリロンシャン競馬場で凱旋門賞(G1)の前哨戦となるフォワ賞(G2)が開催され、日本代表クリンチャー(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)と武豊騎手による世界の頂点を目指す戦いが幕を開ける。
フォワ賞といえば、日本からの遠征馬にとっては定番の一戦。本番の凱旋門賞とまったく同じ舞台で行われることからも、現地の空気を感じさせるスクーリングの意味合いも大きい。
ただ前哨戦とはいえ、近年凱旋門賞のステップレースは多様化しており、日本馬にとってフォワ賞は「通過点」でありながらも、以前から本番との「レースレベルの乖離」が問題視されていた。例えばオルフェーヴルが挑んだ1度目のフォワ賞は5頭立てに留まり、本番は18頭立てだった。
そういったギャップの大きさが原因なのか、フォワ賞を経由して凱旋門賞馬になったのは1992年のスボティカが最後。ここ25年間は勝ち馬が出ていないのが現実だ。
しかし、その一方で凱旋門賞において日本最高着順となる2着を記録したエルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴル(2回)は、いずれもフォワ賞で連対を果たしていた。
それは「前哨戦で勝負にならないようなら、やはり本番も厳しい」ということも示しているといえるだろう。今年のクリンチャーにも当然「勝ち負け」の期待が懸かるが、今年のフォワ賞は例年の様相とは大きく異なっているようだ。
「例年よりも、メンバーがそろっている印象があります」
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- なぜ凱旋門賞は荒れ続けるのか? 昨年「38万馬券」欧州と日本の”競馬の違い”が生む、大本命エネイブル以上に「警戒すべき」存在とは