真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.10 13:56
JRAの洗礼?モレイラ「厳しすぎ」騎乗停止に他騎手も疑問? 「見せしめ」との声も……
編集部
「騎乗停止処分は厳しすぎる。内側に斜行していたし、右ムチも叩いていたけど、そこまで酷いものではなく被害の度合いも大きくない。普通ならば過怠金レベルだよ」
そうある騎手が語るのは、J.モレイラ騎手への騎乗停止処分のことだ。
6日、東京競馬場の第9Rでヘリファルテに騎乗していたモレイラ騎手は、最後の200mを切ったところで内側へ斜行。後続の進路を狭めたとして、開催2日間の騎乗停止処分が科せられた。これにより、モレイラ騎手が騎乗予定だった府中牝馬S(G2)のリスグラシューはM.デムーロ騎手へ、さらに秋華賞のサラキアは池添謙一騎手へ、それぞれ乗り替わりが発表されている。
ここ2週で15勝をあげ、アエロリットで毎日王冠(G2)も制するなど活躍を続けていたモレイラ騎手にとって痛恨の騎乗停止だが、この処分が重すぎると関係者間で話題になっている。別の騎手の話。
「先週の裁決はやたら厳しかった覚えがあります。モレイラ騎手の斜行での騎乗停止もそうですが、8日月曜の柴田大知騎手のほうもちょっと驚きました。
柴田騎手は東京第3Rマイネルサーパスに騎乗していたのですが、決勝線手前で外に斜行したとして、開催4日間の騎乗停止。たしかにふらついてはいましたが、柴田騎手は必死に矯正していましたし、あれは完全に馬のクセですよ。被害を被ったとされる戸崎圭太騎手も怒っていませんでしたし、2週間の騎乗停止は重すぎる気がするんですが……」
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛