真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.16 14:15

JRA牡馬2冠へ! 菊花賞(G1)エポカドーロ「圧倒的先行力」「策士・藤原厩舎×戸崎圭太」課題は母方の血?
編集部

問題はメイショウテッコン。神戸新聞杯は逃げて3着、2着のエタリオウとはアタマ差だった。ラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル)を3番手からの競馬で勝ったように、こちらも逃げが絶対条件ではない。エポカドーロにとって最もやっかいな相手になりそうだ。
だからこそ、藤原調教師と戸崎騎手のタッグが焦点となる。戸崎騎手はリーディング3位であっても大レースに弱い面がたびたび指摘される。エポカドーロ以前にG1を勝ったのは2016年のヴィクトリアM、ストレイトガールまで遡る。だが、そのストレイトガールを管理していたのが藤原調教師。藤原調教師と戸崎騎手の相性は抜群なのだ。
策士でもあるリーディングトレーナーは皐月賞では逃げ宣言を出してライバル陣営を撹乱した。それが先頭を3頭で雁行するハイペースを誘発したとも言える。この菊花賞でも綿密な作戦を立て、戸崎騎手はそれを忠実に実行してくるだろう。前にいる馬を料理して、先頭に立ったらゴールを目指すのみ。先行馬が後ろから来る馬を気にしても仕方がない。
エポカドーロの父は3冠馬オルフェーヴル。距離に問題はない。ただし、母は短距離で活躍したダイワパッション、その父もフォーティナイナー。母系には距離不安がある。しかし、キタサンブラックと同様、母系のすべてがコテコテの短距離ではない。実際にダービーは2着だった。藤原調教師は「ダービーから600メートル延びる。やってみないと分からない」と言う。その通りだろう。
実績ナンバーワンのエポカドーロが菊花賞で勝ち負けできる可能性は低くない。思う存分、能力を発揮してほしい。
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
JRA歴代1位「19万人」の歓声響いたアイネスフウジン! 今年は7万人が入場可能の日本ダービー(G1)、ウマ娘実装であの感動をもう一度
- JRA川田将雅「北村友一斜行」に激怒か。「不利を受けたなんて言うのは10年早い」数々の伝説と「これでも丸くなった」説
- JRA北村友一、横山一家と「全面戦争」勃発か…浦島状態がもたらした「立ち位置」の変化と大き過ぎた代償
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRA武豊「繰り返された愚行」に安藤勝己氏も困惑……故・近藤利一さんを怒らせた敗戦から15年、またも追いかけたディープインパクトの幻想
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛