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JRA新馬「2億8000万円」サトノジェネシス降臨! 「マルペンサ最後の仔」不安は馬よりモレイラ?

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 2歳世代の「真打ち」登場か。

 20日の東京5Rに、G1・2勝のサトノダイヤモンドの全弟サトノジェネシス(牡2 美浦・堀宣行厩舎)がデビュー。大きな注目を浴びている。

 父はいわずもがなのチャンピオンサイアー・ディープインパクト、母はアルゼンチンの名牝マルペンサ。3つ上の兄であり、一昨年のクラシックですべて馬券圏を確保し菊花賞を制したサトノダイヤモンドは、同年の有馬記念も制している。ここ1年は海外遠征の失敗などもあり低迷したが、9月の京都大賞典(G2)で久々の勝利を手にし、今秋再び覇権を奪いに行く強豪だ。

 サトノジェネシスは2016年のセレクトセール当歳部門で2億8000万円の値がついた。サトノダイヤモンドの活躍が金額を押し上げた部分もあるだろう。サトミホースカンパニー(里見治氏)としても、何が何でも手に入れたかった気持ちがうかがえる。

 サトノジェネシスがこれだけ注目を浴びるのも「父ディープインパクト」がやはり大きい。サトノダイヤモンドとサトノジェネシスの間にはリナーテ(通算5勝)、マルケッサ(未勝利、引退)と2頭の牝馬がいたが、サトノダイヤモンドの活躍と比較すると差は否めない。ただ、リナーテの父はステイゴールド、マルケッサの父はオルフェーヴルと種牡馬を替えていた。ディープ×マルペンサに戻るということで、サトノジェネシスへの期待が大きくなるのも当然だ。

「16年、母マルペンサは腸捻転のため10歳の若さで死んでしまいました。サトノジェネシスは同馬最後の産駒ということで、関係者もファンも飛躍を期待しています。サトノダイヤモンドのように、2歳時から競馬界を揺るがすようなパフォーマンスを見せてほしいです。

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