真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.22 17:38

天皇賞・秋(G1)サングレーザー「府中2000m」不安とは。札幌で距離克服も問題が、モレイラで克服?
編集部
札幌記念で2000メートル戦もこなしたサングレーザー。ならば天皇賞・秋に不安はないのだろうか。問題は東京コース。安田記念はどうだったのか。8枠15番、福永騎手は外目の7番手につける。4角ではやや位置を下げたが、追われると馬場の真ん中をぐいぐいと伸びる。勝ったモズアスコットと遜色はない。しかし、ゴール前100メートルあたりで脚色が鈍ってしまう。5着に踏ん張ったとはいえ、モズアスコットに0.2秒差をつけられ、外から来たサトノアレス(牡4歳)にも差されてしまった。
安田記念を見るとサングレーザーが使える末脚は距離に限界があるのかもしれない。マイラーズCで楽々とモズアスコットをつかまえられたのは短い直線だからこそではないのか。武豊騎手が大外強襲パターンを確立した500万下、あるいは重賞初制覇となったスワンS(G2、芝1400メートル)も京都競馬場。直線が短ければ大外強襲が届くが、直線が長いと不安がありそうだ。天皇賞・秋、サングレーザーが東京競馬場の長い直線でまたしても止まってしまう可能性は否定できない。
ただし、札幌記念では一瞬の鋭い切れ味という収穫があった。サングレーザーが天皇賞・秋で好走するには、末脚の持久力争いではなく、一瞬の脚を生かすのがベストではないだろうか。ただ持久力に関しても、3歳秋から強くなってきた馬で、まだまだ成長途上にあるはず。この秋、さらに成長して末脚の持久力に磨きがかかっていればこんな心配は不要になる。
鞍上はモレイラ騎手。どんな作戦でレースに臨むのか楽しみだ。サングレーザーの好素質とモレイラ騎手の手腕に期待したい。
PICK UP
Ranking
11:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……