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天皇賞・秋(G1)サングレーザー「府中2000m」不安とは。札幌で距離克服も問題が、モレイラで克服?

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 札幌記念で2000メートル戦もこなしたサングレーザー。ならば天皇賞・秋に不安はないのだろうか。問題は東京コース。安田記念はどうだったのか。8枠15番、福永騎手は外目の7番手につける。4角ではやや位置を下げたが、追われると馬場の真ん中をぐいぐいと伸びる。勝ったモズアスコットと遜色はない。しかし、ゴール前100メートルあたりで脚色が鈍ってしまう。5着に踏ん張ったとはいえ、モズアスコットに0.2秒差をつけられ、外から来たサトノアレス(牡4歳)にも差されてしまった。

 安田記念を見るとサングレーザーが使える末脚は距離に限界があるのかもしれない。マイラーズCで楽々とモズアスコットをつかまえられたのは短い直線だからこそではないのか。武豊騎手が大外強襲パターンを確立した500万下、あるいは重賞初制覇となったスワンS(G2、芝1400メートル)も京都競馬場。直線が短ければ大外強襲が届くが、直線が長いと不安がありそうだ。天皇賞・秋、サングレーザーが東京競馬場の長い直線でまたしても止まってしまう可能性は否定できない。

 ただし、札幌記念では一瞬の鋭い切れ味という収穫があった。サングレーザーが天皇賞・秋で好走するには、末脚の持久力争いではなく、一瞬の脚を生かすのがベストではないだろうか。ただ持久力に関しても、3歳秋から強くなってきた馬で、まだまだ成長途上にあるはず。この秋、さらに成長して末脚の持久力に磨きがかかっていればこんな心配は不要になる。

 鞍上はモレイラ騎手。どんな作戦でレースに臨むのか楽しみだ。サングレーザーの好素質とモレイラ騎手の手腕に期待したい。

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