関東リーディング18位!進化を続ける藤田菜七子、馬券の狙いどころとは
土曜
福島1R バカラクイーン
福島6R バットオールソー
バカラクイーンは人気必至の馬だが、バットオールソーはそこまで人気にならなそう。配当妙味もあり両方狙ってみたい。
また藤田菜七子と相性のいい小島茂之厩舎も注目だ。今年12回の騎乗で3勝2着2回、勝率25%と連対率41.7%はかなりの好成績。小島厩舎で10回以上騎乗する騎手の中では、田辺や三浦を上回って最も勝率が高い。今週日曜はこの小島茂之厩舎から3頭の騎乗依頼が届いている。中でも日曜東京12レースのマルーンエンブレムは注目の一頭。ただし前述したように、藤田菜七子はデビュー以来一度も東京の芝コースで勝利したことがない。その意味では買いにくいが…
日曜の東京は8鞍の騎乗があるが、狙ったかのように特別戦の騎乗はゼロ。しかし他のレースも条件的には狙いにくい。今週に関しては土曜の福島1150m戦が買いどころだ。
福島開催は今週で終了。一週挟んで12月から中京開催が始まる。来週の東京開催は条件的には買いにくいから、次に狙うとしたらその中京開催だ。12月の中京は今年1月に騎乗した時と同じ裏開催で、トップジョッキーはほとんどが中山や阪神に流れる。ジョッキーのレベル的にも十分勝負になるのだ。ただしやはり芝コースは買えない。今年中京の芝コースでは8戦してすべて6着以下、デビューから通算25回の騎乗で一度も3着以内に入ったことがない。ここでも狙いは平場のダート戦が中心となる。距離は1200m、1400m、1800m戦が狙いで、特に500万クラスがいい。1月の中京開催で7回馬券に絡んでいるが、そのうち5回は500万クラスの馬だった。また関西馬に騎乗した場合、8戦して1勝2着1回で勝率12.5%、連対率25%とまずまず結果を出しており、3番人気以内なら2戦して1勝2着1回と連対率100%。ダートの平場戦で人気の関西馬に騎乗すれば、かなり期待できるといっていいだろう。
某スポーツ紙の報道によると、JRAが2019年1月から女性騎手を対象に、減量ルールを大幅に変更するという。その内容は通常のマイナス3㎏スタートがマイナス4㎏スタートに変更となり、さらに勝利数や実績に関係なく永久的にマイナス2㎏になるという。女性騎手を確保するのが狙いなのか、地方競馬の連携はどうなのかはまだ不明。そもそも男女均等という観点から不公平で、男性若手騎手の騎乗を奪うものに繋がる懸念もある。正式発表は後日となるようだが、もしこれが事実なら、さらに経験と技術を重ねた来年の藤田菜七子は、より「買える」騎手になっているかもしれない。
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