GJ > 競馬ニュース > ディープインパクト産駒の「進化」  > 2ページ目
NEW

今年の競馬に見たディープインパクト産駒の「進化」 数々の弱点克服の裏に「人」と「馬」が織り成す『人馬一体』の理念が

【この記事のキーワード】, ,

 例えば、これまで【0.2.1.10】と「ディープインパクト産駒の苦戦データ」がはっきりとしていた皐月賞は、その典型だろう。

 先述した通りディープインパクト自身も苦手とした中山コースだったが、ご存知の通り、今年4月の皐月賞はディープインパクト産駒のワン・ツー・スリーと馬券圏内を独占。”苦手”克服どころか、完全に手の内に入れたとさえ思える圧巻の結果だった。

 もちろん、これだけではない。それから約1カ月後、今度はフランスのイスパーン賞(G1)で父が苦戦した欧州の馬場、それも雨が降ってさらにパワー要する状況で産駒のエイシンヒカリが、レーティングで世界一に評価される異次元のパフォーマンスで圧勝。

 さらには春競馬を締めくくる宝塚記念(G1)もこれまでディープインパクト産駒が勝利したことはなかったが、昨年に2、3着すると、今年はマリアライトが強豪を押し退けて勝利。このレースも雨の影響で稍重と、いつも以上にパワーを要する馬場だった。

 これまでのディープインパクトは鋭い切れを身上とする分、雨や急坂といったパワーを要する条件に脆い。これは以前までの確かな「結果」の蓄積であり、データ派にとって有用な馬券戦術の一つだったはずだ。

 しかし、この夏競馬になっても、ディープインパクト産駒の”進化”の傾向は止まらない。今度は【0.2.0.6】と、これまたディープ産駒と縁のなかった七夕賞(G3)でワン・ツーを決めると、苦手だった先週の函館記念(G3)でも2頭しかいなかったディープ産駒の内、13番人気のケイティープライドがあっさりと2着を確保。大波乱の立役者となっている。

 ここまで結果が出ると、もうディープインパクト産駒の弱点といわれていた「パワーのなさ」を気にする必要はないのかもしれない。それにしても何故、ここにきて大きな進化を遂げることができたのだろうか。

 どうやら、その答えは「馬」ではなく「人」にあるようだ。

今年の競馬に見たディープインパクト産駒の「進化」 数々の弱点克服の裏に「人」と「馬」が織り成す『人馬一体』の理念がのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
  2. JRA【三冠最終戦】菊花賞(G1)で散った二冠馬、辿り着けなかった二冠馬たち。ミホノブルボン、メイショウサムソン、ネオユニヴァース、トウカイテイオー、ドゥラメンテ
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 横山典弘×須貝尚介厩舎の“絶縁”が呼んだ日本ダービーの波乱。陣営を裏切ったあのレースから1年以上騎乗なし……ゴールドシップコンビ解散となった裏事情
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. JRA「前代未聞」の不祥事は岩田康誠だけじゃない!? 先輩騎手が後輩騎手を木刀で殴打、22年前に起きた「サイレンススズカ超え」の遺恨