GJ > 競馬ニュース > 武豊「高速馬場」に不満
NEW

武豊騎手がJRA「高速馬場」に不満……ジャパンC「世界レコード」決着に「外国馬がますます遠のいてしまう」

【この記事のキーワード】, , ,
武豊騎手がJRA「高速馬場」に不満......ジャパンC「世界レコード」決着に「外国馬がますます遠のいてしまう」の画像1

 新王者アーモンドアイによる「2:20.6」……驚愕の世界レコードが大きな話題となった先週のジャパンC(G1)。

 ただ、前レコードを1.5秒も更新した事実はアーモンドアイの強さが称えられた一方、東京競馬場に居合わせた関係者からは、当日の「馬場コンディション」に対する不安の声が数多く上がっていた。

 そんな中、競馬の第一人者であり、騎手クラブの会長でもある武豊騎手が、公式HPを通じて関係者の思いを総称している。

 当日、騎乗予定だったマカヒキが直前に回避していたので東京競馬場の調整ルームでジャパンCを観戦した武豊騎手。「芝生が短く刈り込まれており、朝から速いタイムでの決着が頻発していた」との言葉通り、3Rの未勝利戦がレコード決着するなど、この日は前日とは打って変わった時計の速い馬場だった。

 とても2カ月開催の最終日とは思えない絶好のコンディションで迎えたジャパンCだっただけに、武豊騎手も「レコードが出るだろうな」と予感していたようだが「それにしても2分20秒台は驚きです」と驚愕の世界レコードには舌を巻いたようだ。勝ち馬アーモンドアイと、最後まで逃げて粘っていた2着馬キセキに「強かった」と賛辞を送っている。

 ただ一方、「こういう速い馬場を設定すると、外国馬がジャパンカップからますます遠のいてしまうという側面もきっとある」と改めて警鐘を鳴らした武豊騎手。

 12月に行われる「香港の国際競走の賑わいと比較してしまうと、これでいいのかなとも思ってしまいます」と世界基準とは大きくかけ離れた”超高速時計”で決着する今のジャパンCに不安を示している。

武豊騎手がJRA「高速馬場」に不満……ジャパンC「世界レコード」決着に「外国馬がますます遠のいてしまう」のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!