真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.07.22 08:19
「下剋上」へ超良血馬続々……厩舎史上「最強の布陣」を従え、名牝ショウナンパンドラを送り出した関西の「新鋭厩舎」が来年のクラシックを狙う
編集部
ショウナンパンドラ(競馬つらつらより)矢作芳人、角居勝彦、藤沢和雄、音無秀孝、国枝栄、堀宣行……これらは現時点(7月18日現在)の調教師リーディングの上位6傑だが、すでに何年も前から競馬界を牽引し続けている大御所ばかりである。
結果を残している厩舎に優れた馬が次々と流れる仕組みがある以上、上位陣の牙城を崩すのはそう簡単なことではない。現役が一般的な定年より10年は長い70歳まで認められているのだから、毎年代わり映えしない数名の調教師が覇権を争い続けている現状も、ある意味当然の結果といえる。
だが、そんな中でも希少ながら “若い芽”は確実に育っている。
今年、デビュー6年目を迎えた栗東の高野友和調教師は、まさに日本競馬の次世代を担う若手のホープの一人だ。
高野厩舎といえば、なんといっても昨年のジャパンC(G1)を制したショウナンパンドラが有名だが、今年になってもクルーガーがマイラーズC(G2)を勝つなど、年を追うごとに層が厚くなっている印象を受ける。
特筆すべきは今年の3歳馬の成績で、トップクラスこそきさらぎ賞(G3)2着のレプランシュや、若葉S(OP)で2着して皐月賞(G1)に出走したナムラシングン程度で留まったが、小粒なメンバーを上手くやりくりした全体的な成績は極めて優秀だ。
現在厩舎で管理している3歳馬は28頭いるが、なんとその半数にあたる14頭がすでに勝ち上がりを決めている。例えば、リーディング3位の藤沢厩舎の3歳馬にはオークス(G1)2着のチェッキーノがいるが、それでも勝ち上がっているのは20頭中10頭。これだけをみても高野厩舎の健闘が窺える。
そんな高野厩舎だが、今年の2歳馬は間違いなくショウナンパンドラ以来の3歳G1獲りを狙えるラインナップである。
PICK UP
Ranking
5:30更新
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 競馬界の象徴「武豊誕生」の根底にあった時代の変化……加速する騎手の圧倒的「格差問題」解消に向けJRAが再び推し進める「大改革」
関連記事

【G1回顧・ヴィクトリアマイル】ストレイトガールが連覇達成!ハイペースの中で明暗を分けた「経験の差」と最新のG1が繰り返す「復活の歴史」

ネガティブすぎる予想家、ロビン佐木がメッタ切り! ヴィクトリアマイルを感情的かつ後ろ向きに考察

春G1で2着3回の池添騎手「超潔いコメント」に称賛の声! 一方、過去に「改めてすごい馬!」発言で大ヒンシュク騎手がやり玉に!?

昨年、驚愕の『2000万』馬券!ヴィクトリアマイル(G1)は今年も大荒れか!?その「見極め方」と「狙い馬」マニュアル

【徹底考察】ヴィクトリアマイル(G1) ショウナンパンドラ「能力は文句なくNo.1。カギを握るのはマイルへの対応だが『重要』なのは……」
















