GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ショウナンパンドラ
NEW

【徹底考察】ヴィクトリアマイル(G1) ショウナンパンドラ「能力は文句なくNo.1。カギを握るのはマイルへの対応だが『重要』なのは……」

shounanpanndora.jpg競馬つらつら」より

『考察』

 前走の大阪杯(G2)はラブリーデイにキタサンブラック、イスラボニータ、ヌーヴォレコルト、アンビシャスなどG1並みのメンバーが揃っていた。その中で休み明けながら3着だったのは、さすが昨年のジャパンC(G1)を勝ったショウナンパンドラである。

 逃げたキタサンブラックと武豊が作り出したペースは、1000mの通過が「61.1秒」という超スローペース。これは同日、同距離で行われた1000万下の「59.2秒」よりも遥かに遅い。

 G1馬5頭を含む超ハイレベルなメンバーでこのペースは、まさに異常。完全に武豊騎手がレースを支配していたが、最終的にレースを制したのは、それを2番手追走でマークし続けた横山典弘騎手とアンビシャスだった。

 なお、中団から進んだラブリーデイが上がり3ハロン「33.4秒」の脚を使いながら4着。逃げたキタサンブラックが「33.6秒」、2番手のアンビシャスが「33.4秒」なのだから、中団より後ろで競馬した馬に一切の出番がなかった。

 そんなレースの中、ショウナンパンドラも道中こそ中団よりやや前の5番手に構えていたが、ペースが遅いと見るや早めに進出を開始。4コーナーで3番手まで上がり、メンバー最速の脚を使ったが、楽をさせ過ぎた前2頭を捉えるには至らなかった。

 ただ、昨年の有馬記念を体調不良で回避してからの休養明けという状態を考えれば、上々の内容。それもジャパンCの勝ち馬として他馬より斤量を背負っていたことを考慮すれば、最後の末脚は凄みさえ感じさせるものだった。

【徹底考察】ヴィクトリアマイル(G1) ショウナンパンドラ「能力は文句なくNo.1。カギを握るのはマイルへの対応だが『重要』なのは……」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  2. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  5. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  6. JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
  9. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  10. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは