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2016.05.12 11:08

【徹底考察】ヴィクトリアマイル(G1) ショウナンパンドラ「能力は文句なくNo.1。カギを握るのはマイルへの対応だが『重要』なのは……」
監修=下田 照雄(栗東担当)

『考察』
前走の大阪杯(G2)はラブリーデイにキタサンブラック、イスラボニータ、ヌーヴォレコルト、アンビシャスなどG1並みのメンバーが揃っていた。その中で休み明けながら3着だったのは、さすが昨年のジャパンC(G1)を勝ったショウナンパンドラである。
逃げたキタサンブラックと武豊が作り出したペースは、1000mの通過が「61.1秒」という超スローペース。これは同日、同距離で行われた1000万下の「59.2秒」よりも遥かに遅い。
G1馬5頭を含む超ハイレベルなメンバーでこのペースは、まさに異常。完全に武豊騎手がレースを支配していたが、最終的にレースを制したのは、それを2番手追走でマークし続けた横山典弘騎手とアンビシャスだった。
なお、中団から進んだラブリーデイが上がり3ハロン「33.4秒」の脚を使いながら4着。逃げたキタサンブラックが「33.6秒」、2番手のアンビシャスが「33.4秒」なのだから、中団より後ろで競馬した馬に一切の出番がなかった。
そんなレースの中、ショウナンパンドラも道中こそ中団よりやや前の5番手に構えていたが、ペースが遅いと見るや早めに進出を開始。4コーナーで3番手まで上がり、メンバー最速の脚を使ったが、楽をさせ過ぎた前2頭を捉えるには至らなかった。
ただ、昨年の有馬記念を体調不良で回避してからの休養明けという状態を考えれば、上々の内容。それもジャパンCの勝ち馬として他馬より斤量を背負っていたことを考慮すれば、最後の末脚は凄みさえ感じさせるものだった。
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