GJ > 競馬ニュース > 【有馬記念(G1)展望】
NEW

【有馬記念(G1)展望】武豊オジュウチョウサンVS王者レイデオロ!! 2018年競馬の総決算を制すのは「夢」か「現実」か

【この記事のキーワード】, , ,
【有馬記念(G1)展望】武豊オジュウチョウサンVS王者レイデオロ!! 2018年競馬の総決算を制すのは「夢」か「現実」かの画像1

 よく「競馬」を人生に例える人がいるが、競馬ほど人生のように「現実」と「夢」がせめぎ合うものが他にあるだろうか。我々のような競馬の虜になったファンは、毎週のように手堅い「現実」を選択しながらも、一方で捨て切れない一獲千金の「夢」を追って一喜一憂する。

 サトノダイヤモンドのような何億もする馬が当然のように「現実」を示せば、その一方でキタサンブラックのような常識の測りを超えた「夢」が唐突に出現することもある。2頭は2016年の有馬記念(G1)で激突――歴史的な叩き合いは、クビ差で”現実”が制した。

 あれから2年。2018年の競馬を締めくくる有馬記念で、再び「現実」と「夢」の結晶のような2頭が激突する。1年前、この2頭がグランプリで頂点を競うことになることを、一体誰に予測できただろうか。

 最強牡馬の自信は揺るがない。いつも日常的、恒久的に”結果”を示し続けるからこそ、それは「現実」と称されるのだ。連勝中の天皇賞馬レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)と勝利請負人C.ルメールが、全国のリアリスト達にいつも通りの「競馬の現実」を示す。

【有馬記念(G1)展望】武豊オジュウチョウサンVS王者レイデオロ!! 2018年競馬の総決算を制すのは「夢」か「現実」かの画像2

 昨年の日本ダービー(G1)で世代の頂点に立ったレイデオロは、秋のジャパンC(G1)でも当時の現役最強馬キタサンブラックに先着を果たすなど競馬界の将来を担う存在だった。しかし、この春は単勝1.6倍の京都記念(G2)で躓くと、ドバイシーマクラシック(G1)でも4着と完敗……期待された結果を残せずに前半戦を終えたが、早めに休養に入ったことが秋の”復活”につながる。

 復帰戦のオールカマー(G2)で同世代の皐月賞馬アルアインとの一騎打ちを制すと、前走の天皇賞・秋(G1)を完勝。好位からまったく危なげなく押し切る「王者の競馬」が帰ってきた印象だ。

【有馬記念(G1)展望】武豊オジュウチョウサンVS王者レイデオロ!! 2018年競馬の総決算を制すのは「夢」か「現実」かのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  4. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  5. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  6. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  7. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  8. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  9. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  10. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆