GJ > 競馬ニュース > 「覇者」アポロケンタッキー  > 2ページ目
NEW

東京大賞典(G1)「一昨年覇者」アポロケンタッキー復調の「鍵」見限るのは早すぎる?

【この記事のキーワード】, ,

 しかし、だからこそ今回は変わり身を見せてくれるのではないかと期待したくなってしまう。体が絞れ、気分が乗れば大駆けの可能性は大いに有り得る。そう考えると、真っ先に消しという判断はしたくない。

 今年の東京大賞典はゴールドドリーム、ケイティブレイブの古豪対決に3歳馬オメガパフュームが挑むという構図。しかし、ゴールドドリームはチャンピオンズCを使えなかった、ケイティブレイブはチャンピオンズCで惨敗してしまった、オメガパフュームはそろそろ疲労が蓄積してくる頃ではないかと、それぞれ不安を抱えている。

 ならば、アポロケンタッキーの復活に手を出したくなってしまう。現在6歳。古豪ダート馬としてはまだまだ若い。すでに終わってしまった馬ではないだろう。

 アポロケンタッキーはダート界の一流馬路線を歩んできたわけではない。2歳の12月にようやく未勝利戦を勝ち上がり、3歳時に1000万下特別を勝ち、素質が開花したのは4歳。11月のみやこS(G3、ダート1800メートル)で初重賞をゲットすると、続くチャンピオンズCで0.4秒差の5着に好走。そして東京大賞典を優勝する。

東京大賞典(G1)「一昨年覇者」アポロケンタッキー復調の「鍵」見限るのは早すぎる?の画像2

 それ以来華々しい活躍ができなかったのは、2歳と3歳の下積み時代と同様、もう1つの大輪を咲かすための下地だったのかもしれない。

 今回、鞍上はO.マーフィー騎手。今年の夏から秋にかけて3歳馬ロアリングライオンでヨーロッパのG1レースを4連勝した。荒削りな面もあるが若々しい騎乗振りは魅力。アポロケンタッキーとのコンビで、どんなレースができるのか楽しみだ。

 気性面やレース展開については予測できない部分もあるが、当日の馬体重には注意したい。また、昨年の東京大賞典でも4着になっているように、この時期の大井2000メートルは合っている。

東京大賞典(G1)「一昨年覇者」アポロケンタッキー復調の「鍵」見限るのは早すぎる?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. もう「知らんけど」じゃすまない5戦連続1番人気!デビュー戦で藤田菜七子が騎乗した珍名馬がエリザベス女王杯参戦か
  2. 天皇賞秋前日にドウデュースのような豪脚一閃!DMMから登場した無敗の3歳馬に超大物の片鱗
  3. 10月東京「3着以内率42.9%」絶好調ベテランジョッキーの神騎乗!「集中力を切らさないように」20戦連続「凡走続き」単勝131.8倍が激走
  4. 武豊「これが本来のドウデュース」最強ライバル凌いだ32秒5!ディープインパクト、イクイノックスも未踏の快挙に挑戦権ゲット
  5. プロが教える「万馬券ゲット」必勝法!? まさかの11番人気「大本命」三連単10点で18万馬券ゲットのわけ
  6. 波乱必至のアルゼンチン共和国杯で買うべき激推し穴馬2頭!クロミナンスはピーク越えか,,,最低人気で141万馬券を演出したメイショウブレゲの激走再び!?
  7. JRA「支配者ノーザンと対立」で勝利激減の名調教師……「こだわり」が弊害、しかし”例外”もある
  8. 【菊花賞】武豊「絶縁」から和解した救世主と見学回避!ルメールのお下がりでも戸崎圭太より不気味?
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択