真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.26 13:54

オジュウチョウサン「天皇賞・春挑戦は無謀」? 平地か障害か……注目集める今後の動向
編集部
23日の有馬記念(G1)で9着だったオジュウチョウサン(牡7 美浦・和田厩舎)。障害王→平地挑戦の2018年は大いに注目を浴びたが、来年の「動向」にも多くのファンの視線が集まっている状況だ。
オジュウチョウサンのオーナーである長山尚義氏は「来年も平地挑戦」の意向を示しており「天皇賞・春とか持ち味の生きるところ」と、具体的な展望も語っている。和田調教師に任せるとのことだが、和田師もまた「できればどこかでタイトルを取らせたいと思います」としているが……。
和田師としては「障害に戻る可能性がないわけではない」と、無敵の障害路線復帰も含め慎重なスタンスだ。現在のオジュウチョウサンの”状況”を鑑みれば、それも当然といえる。
「現在、平地のオジュウチョウサンは『準OP馬』で1000万下を勝っただけの存在。有馬記念はファン投票によって出走が叶いましたが、天皇賞・春には賞金加算は必須。1月の万葉S(OP 3000m)では間隔がなさすぎますので、2月のダイヤモンドS(G3 3400m)か3月の阪神大賞典(G2 3000m)か、もしくは他のOP競走か、ということになりそうですが、当然ながら重賞常連馬たちがひしめく舞台に行けば『苦戦必至』と見るのが妥当。有馬記念は確かに想像以上の能力を見せましたが、枠や武豊騎手の好騎乗、馬場などもオジュウチョウサン陣営がある程度望むものだったようにも思います。
また、仮に天皇賞・春の舞台にたどり着いたとして、近年この舞台は超がつくほどの『高速馬場』になることも多く、近年はキタサンブラックを筆頭にフェノーメノ、レインボーラインなど中距離の大舞台での適応力が高い馬が勝利しています。オジュウチョウサンに向いている舞台かというと『?』がついてしまいますね」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆