GJ > 競馬ニュース > 「恋人」シーザリオの子
NEW

JRA「新怪物」サートゥルナーリアに吹き飛ばされた福永祐一……「恋人」シーザリオ最高傑作誕生の陰で漂うダービージョッキーの哀愁

【この記事のキーワード】, ,
JRA「新怪物」サートゥルナーリアに吹き飛ばされた福永祐一......「恋人」シーザリオ最高傑作誕生の陰で漂うダービージョッキーの哀愁の画像1

 28日に中山競馬場で開催された今年最後のG1ホープフルSは、単勝1.8倍の1番人気に推された「怪物」サートゥルナーリアの圧勝劇で幕を閉じた。

 主戦のM.デムーロ騎手が「まだ50%の力」と話している通り、これまで余裕たっぷりの2連勝だったサートゥルナーリア。G1レースの今回でようやく”本気の走り”が見られると思われたが、最後の直線であっさりと抜け出すと、またもノーステッキで完勝。

 底知れぬパフォーマンスに年の瀬の中山競馬場はどよめきと歓声に包まれ、ファンの間では早くも「来年の三冠馬」という声も聞かれるほどだ。

 また、主戦のM.デムーロ騎手は29日に大井競馬場で行われた東京大賞典(G1)も快勝し、チャンピオンズC、朝日杯フューチュリティS、ホープフルSに続くG1制覇。一時の不調が嘘のように「12月だけでG1・4勝」という絶好調モードで今年の競馬を締めくくっている。

 その一方、ホープフルSで一際”哀愁”を漂わせたのが、今年のダービージョッキー福永祐一騎手だ。

「勝ち馬が内で動けないうちに先頭に立ち、直線で突き放せればと思ったのですが……」

 そこには哀愁漂うダービージョッキーの姿があったという。サートゥルナーリアの圧勝劇に終わったホープフルSだったが、一歩間違えれば「最悪の展開」もあり得た。最後の直線入り口で包まれて行き場を失ったからだ。

 結果的に、鞍上のデムーロ騎手が強引に進路をこじ開けたことで事なきを得て、その後のワンサイドゲームに繋がったわけだが……その時、王者に「どけっ」と言わんばかりに弾き飛ばされたのが福永騎手とブレイキングドーンだった。

JRA「新怪物」サートゥルナーリアに吹き飛ばされた福永祐一……「恋人」シーザリオ最高傑作誕生の陰で漂うダービージョッキーの哀愁のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  6. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  7. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!